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No835 ウルフマン 2010年189
ウルフマン Review ベネチオ・デルトロ，アンソニー・ホプキンスと
何もせずとも黙って怖い俳優を迎えての狼男の伝説。
切り裂きジャック事件のアバライン警部がライバルとして登場します。
警部の雰囲気は全く異なりますが街の雰囲気は，
ジョニー・デップの切り裂きジャック映画『フロム・ヘル』に近いものを感じました。
物語の核は，新たな狼男の誕生とそこに伴った悲哀と，
人間からモンスター変化系での王道中の王道であります。
月が満ち満ちた夜での狼男への変身シーンは，
そこそこ力が入ってた印象でしたが，強烈に響くことはなかった。
父は，もともと長男よりも次男のローレンスが
満月の王者として継承させようとしていた節があったのだけど
ローレンスが家に寄り付かなくなったので長男を牙にかけたのかも？
ローレンスが，狙い通りか怪我の光明か継承して，
ローレンスに向かって「私を殺すチャンスは直ぐに訪れるだろう」とこの発言は
天に二つの日なし，土に二王なし。
そんな世代交代を自覚してたような発言なのかと解釈しましたが，
狼なれど千尋の谷に突き落としてみたのかも？
この映画はホラー・オカルト路線にしても答えを明示しなさすぎ。
あらゆる伏線が中途半端もしくは説明不足で全くいただけません。
むしろホラー・オカルト路線だからこそ，
答えありきでなければならないと思うんだけれどねー？
せめて，ジプシーの教えによる愛する者しか出来ない命懸けの解呪だけでも，
どうにかして欲しかったんだが，試す余裕がなかったんでしょうかね？
まさか銀の弾丸で撃つことが答えだったら誰でも知ってるんでお願いします。
私的評価Average movie STORY 19世紀、イギリス・ブラックムーア。舞台俳優のローレンスは兄ベンが行方不明になったと知り、久々に実家の城に帰ってきた。しかし到着早々、無残に引き裂かれたベンの死体が発見される事態に。自ら犯人捜査に乗り出すローレンスだが、謎の狼男に襲われ、自らもウルフマンとなってしまう。満月の夜にウルフマンに変身し、次々と村人を襲うローレンス。その父ジョンはあえてローレンスを凶行に走らせる不可解な行動をとり……。
CAST ジョー・ジョンストン 監督
ベニチオ・デル・トロ・・・・・ローレンス・タルボット
アンソニー・ホプキンス・・・・・ジョン・タルボット卿
エミリー・ブラント・・・・・グエン・コンリフ
ヒューゴ・ウィーヴィング・・・・・アバライン警部
上映時間 102分
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