967
No812 ザ・ロック 2010年166
ザ・ロック THE ROCK (1996) Review 鑑賞後に,映画ファンの間でアクションでNo.1とか,マイケル・ベイ監督作品No.1とか,ニコラス・ケイジNo.1とか,エド・ハリスNo.1とか言われている事に驚いた!
大いに異論ありますね。
アルカトラズに,スプーン1杯で7万人を殺す毒と発射ミサイルを持って立てこもる,エド・ハリス。亡き妻に変わらぬ愛情と決行の決意を大雨の中,墓前に告げる姿は哀愁たっぷりで悪事と知りつつも正義の為のテロを強く感じさせていたのですが,土壇場での体たらくに腰が砕け散ってしまった…
弱いでしょ?
もう悪魔と化すのも覚悟の決行で部下の命も預かって起きながら,いざとなったらサンフランシスコに毒を振りまけないとはね。なんだか美談のようにニコラス・ケイジなんかに受け入れられ看取られますが,そんな柔なら…
最初から,こんな方法で政府に刃向かうなと言いたい!
部下にしても,エド・ハリスの理念に突き動かされて協力した者や,1人頭100万$に人生を懸けた者もいるわけで,どちらも裏切っていいのかなと?
エド・ハリスは,【スターリング・ラード】での完璧さだけが印象的。
ニコラス・ケイジにしても,【フェイス・オフ】の方がはるかに見所もあるように感じますね。今作でインパクトがあったのは,フェラーリでのサンフランシスコカーチェイス。とは言っても【ボーンシリーズ】や【ブラッドダイアモンド】【96時間】なんかを見ると,止まって見えるし,フェラーリ壊してどうだ!みたいに見えるのはなぜだろう。ラストの緑毒球を起死回生に敵の口に押し込むのも,自分が解毒剤を持ってる事を計算に入れての行動なんだろうけど,飲み込まれずに噛まれて吐き出されて空中散布になってしまったわけで,アルカトラズ島に生存している,ショーン・コネリーも餌食になるはずなんだけれど,ピンピンしているのは不思議。ショーン・コネリーに至っては頭に残ったシーンが,散髪と【インディー・ジョーンズ最後の聖戦】を思わせるトロッコだけでありました。
そもそも,マイケル・ベイ監督作品で好きなのは,【アルマゲドン】の後半部分だけだったりします。ホラーリメイクは製作ですしね。【トランスフォーマー】は合わないしね,【トランスフォーマー・リベンジ】は観てないけれどラジー賞ですしね!(いずれ自分の目で確かめますが。)
まぁ,こんな感じです!
私的評価Average movie STORY 米海軍の歴戦の英雄ハメル准将(エド・ハリス)は、12人の部下と共に海軍兵器庫から致死性の神経ガス・ロケット弾を奪うと、観光客81人を人質にアルカトラズ島を占拠。ロケットの照準をサンフランシスコに向けた。ハメルが奪った新兵器の神経ガスを燃焼し、効力を失わせることができるのはプラズマ兵器だけだが、未だ開発中でタイムリミットまでに間に合うかはおぼつかない。残る手段はただ一つ、島に潜入してロケットの発射装置を除去するしかない。FBIの化学兵器スペシャリスト、スタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)がその任務に選ばれた。かつて脱獄不可能な刑務所として知られたアルカトラズは、もともと複雑な設計に加えて増改築を繰り返したため、内部を知る者は誰もいない。ただ一人、33年前にここから脱獄した囚人ジョン・パトリック・メイソン(ショーン・コネリー)を除いては。
CAST マイケル・ベイ 監督
ニコラス・ケイジ・・・・・スタンリー・グッドスピード博士
ショーン・コネリー・・・・・ジョン・パトリック・メイソン
エド・ハリス・・・・・フランシス・X・ハメル准将
マイケル・ビーン・・・・・アンダーソン隊長
ウィリアム・フォーサイス・・・・・アーネスト・パクストン
デヴィッド・モース・・・・・トム・バクスター
ジョン・スペンサー・・・・・ジェームズ・ウォマックFBI長官
ジョン・C・マッギンレー・・・・・ヘンドリクス
ヴァネッサ・マーシル・・・・・カーラ
上映時間 135分
INDEXメニューINDEXは、こちら
関連記事
スポンサーサイト
Date : 2010-08-14 (Sat)
Category : 映画 アクション