No782 エンゼル・ハート 2010年136

エンゼル・ハート
ANGEL HEART
（1987）

Review
ストーリーでも演技においてもロバート・デ・ニーロの手の中で踊るミッキー・ローク。とはいえ80年代のミッキー・ロークは強い異彩を放っていて顔・体も別人に見えます。


人捜しを依頼される私立探偵。オカルトミステリーならではの不気味さが時間が進むに連れ血液や変死体の援護射撃を受けて，じわじわ押し寄せて薄ら寒いムードを演出。占い師を演じた，シャーロット・ランブリング。若くて綺麗なんだけど，相変わらず存在自体に不気味なオーラを感じて止みません。心臓抜かれて逝ってる姿よりも魔女を連想させる顔立ちが恐怖！


ロバート・デ・ニーロの役名ルイ・サイファーと有力情報者が次々と亡き者にされる不可思議な現状から伏線の意味合いにエンディングぎりぎりでハタと気付かせるのが絶妙なバランス。

やたらと登場するニワトリは何かを物語ってるのか、そのままの受け止め方なのか？

記憶の旅の終点は、現実でも冥府でも焼かれる宿命にあるようで・・・
深い内容でした。

私的評価
Good movie

お帰りは，こちらから(-` )ノ


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STORY
55年。しがない私立探偵ハリー・エンゼル(ミッキー・ローク)は、黒人ばかりの教会で、爪を長くのばしたルイ・サイファー(ロバート・デ・ニーロ)から仕事を依頼された。戦前の人気歌手ジョニー・フェイヴァリットを探してほしいというのだ。彼は戦争の後遺症で精神病院へ収容されているはずだが、病院の記録を見ると彼は退院したことになっている。しかし、当時はまだなかったはずのボールペンで書かれているので、あやしんだハリーは主治医ファウラー(マイケル・ヒギンズ)を訪ねた。彼は、モルフィネ中毒でジョニーが男女2人に連れられて退院したことを話す。一度外出してもどってくると、ファウラーは惨殺されていた。

CAST
アラン・パーカー　監督

ミッキー・ローク・・・・・ハリー・エンゼル
ロバート・デ・ニーロ・・・・・ルイ・サイファー
リサ・ボネ・・・・・エピファニー・プラウドフット
シャーロット・ランプリング・・・・・マーガレット
ストッカー・ファウンテリエ・・・・・イーサン
ブラウニー・マッギー・・・・・ツーツ・スイート
マイケル・ヒギンズ・・・・・Ｄｒ．アルバート・ファウラー

上映時間　113分
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