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No770 ウルトラヴァイオレット 2010年124
ウルトラヴァイオレット ULTRAVIOLET (2006) ブルーレイ Review 感情や身体的要因,単なる変装要素で幾度となく髪色や服色が変化したり,大量の兵器をデータとしてストックして使い回ししたり,重力を物ともしないビルの壁走りなど,どぎついCG映像は,くどさを感じつつも未来感たっぷり。
アクションシーンは,同監督の【リベリオン】と比べると地に落ちた印象です。実際,剣を振る効果音だけでバタバタ雑魚が死んでいくのは失礼ってもんですよ。雑魚だってミミズだって生きてるんだからさ。もっと尊厳を持って殺して上げて下さいよ。好みのシーンもありますよ。ファージをフェイク映像で騙くらかして子供を連れてビルの屋上に。そこで出くわす新手の勢力に取り囲まれるヴァイオレット。もちろん全員銃口を円の中心のヴァイオレットにガンガン合わせて眼飛ばしモード。で交渉失敗,ならばと撃ちまくる野郎達ですが,交わす交わす当たんないどころか巧みに自滅を誘発するヴァイオレットが凄かったよ。ファージって確かに人間離れしてるね,実際人間じゃないからね。
8時間の命の設定も根暗な子供はともかくもミラの36時間の命って本当なのか?
何回でも起き上がってるんだけど!?
つーか経過時間を判断する材料があまりないんだよね。誤魔化されてそう(´・ω・`)
大体,ミラが強くて強くて。人間を心底憎んで仕方ないなんて言いながら割と性格いいんだから,相容れないはずの悪党ファージ連中など,とうの昔に尻に敷いて不思議じゃないからね。というより剣の錆になってるだろうて。
人間側の親玉も,悪者の魅力に欠けていかにも弱そうでいつでも捻れそうなのも盛り上がりを邪魔しちまったように思えてしょうがない。やっぱり悪が腑抜けだとミラの単なるモデル体型自慢で終わってしまう。
リベリオンは傑作だったから監督にとって逆にトラウマになってしまったりしてヾ( ´ー`)
次回監督作でリベンジして下さいませませ。
私的評価Poor movie STORY 近未来、アメリカ政府が開発したウィルスが漏れ、それに感染した人間は高い身体能力を持つ超人間「ファージ」に変化していた。その力を恐れた人間政府は、彼らを抹殺し始めるが、生き残ったファージは地下組織を結成し、政府との戦いを始めた。ファージを滅ぼす最終兵器が開発されたことを聞きつけ、組織は一人の殺し屋を送り込む。彼女の名はヴァイオレット。かつて最愛の家族を政府に奪われ、復讐に燃える最強の戦士だ。ヴァイオレットはその最終兵器の入ったトランクを盗み出すが……。
CAST カート・ウィマー 監督
ミラ・ジョヴォヴィッチ・・・・・ヴァイオレット
キャメロン・ブライト・・・・・シックス
ニック・チンランド・・・・・ダクサス
ウィリアム・フィクトナー・・・・・ガース
上映時間 87分
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Date : 2010-06-07 (Mon)
Category : 映画 SF