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No709 サブウェイ123 激突 2010年063
サブウェイ123 激突 THE TAKING OF PELHAM 1 2 3 (2009) Review 映像が同じくトニー・スコット監督の【ドミノ】のみたいにパツパツガクガクとしたり止まったり無意味に派手でした。ドミノだとフラッシュバックの意味合いもあったんだろうけど,サブウェイ123では本当にただの演出効果。スタイリッシュなんだけど連発し過ぎて幾分しつこいかなと。
簡単に説明すると,地下鉄ハイジャックを起こしたライダー(ジョン・トラヴォルタ)に地下鉄管制官のガーバー(デンゼル・ワシントン)が貧乏くじを引いて交渉役に指名されて大迷惑を被りながらもこなして行くのですが…
交渉の窓口としては,まずまず無難に受け答えしてたガーバーですが,社内において降格した影響で権限が弱くて決定力に欠けてるし,ライダーを困惑させるほどの鋭い切り返しも少なかったです。対するライダーの頭脳も切れを感じさせないので,レベルが低い争いだったかなと。そもそも戦ってたかどうかも怪しい物です。
警察が身の代金を運ぶ事になるのですが,失態が酷すぎます。赤色灯を回しながら民間の車に突っ込む白バイ,逆に横合いから民間の車に弾き飛ばされ落下するパトカー,ネズミに噛まれた拍子で引き金を引いてしまうドジなスナイパーとかギャグですね。警察のミスによって作られた,とんでもないシーンなんで,本来なら存在しなくていいんですけれど,暇つぶしには良いのかも知れません。
身の代金と,株価上昇と,市長への個人的復讐がライダーの犯行動機なんだろうけど,市長にしてみれば,ちょっと大きめの蜂に刺された程度のダメージに見えたし,株価上昇作戦が成功してましたけれど上がりすぎですって(´∀`)
あれなら,惨事が起きたら長者続出じゃないの(笑)
しかし動機はともかく,ライダーは策が無さ過ぎだったような,乗っ取った車両を暴走させた果てに最後に爆破して,混乱の隙に逃げ延びるとか,実は市長やガーバーがグルなんてオチもつけず,なので至って普通の終わりでしたね。防弾チョッキくらい着用する工夫が欲しかったです。
三流の犯罪者が,三流の交渉人に打ち負かされるのを見たい方には良いのかも。
私的評価so-so STORY ニューヨーク、午後2時。4人組の男が地下鉄をジャック、乗客を人質に立てこもった。犯人は無線で地下鉄運行指令室に連絡し、59分以内に市長に1,000万ドル用意させろと要求。連絡役には最初に無線で話をした地下鉄職員のガーバーを指名してきた。人質救出班のカモネッティ警部がそれを代わろうとすると、犯人は乗客を射殺。犯人との交渉役に就くガーバーだが、彼はある容疑で左遷されたばかりで……。
CAST トニー・スコット 監督
ジョン・ゴーディ 原作
ブライアン・ヘルゲランド 脚本
デンゼル・ワシントン・・・・・ウォルター・ガーバー
ジョン・トラヴォルタ・・・・・ライダー
ジョン・タートゥーロ・・・・・カモネッティ警部補
ルイス・ガスマン・・・・・レイモス
マイケル・リスポリ・・・・・ガーバーの上司ジョンソン
ジェームズ・ガンドルフィーニ・・・・・ニューヨーク市長
上映時間 105分
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Date : 2010-03-06 (Sat)
Category : 映画 サスペンス