No692 ゲーム 2010年046

ゲーム
THE GAME
（1997）

Review
★見所★
デヴィッド・フィンチャー監督です。

大金持ちの投資家のマイケル・ダグラスが，挑まされる究極の人生ゲーム。下手すりゃ発狂しそう。間違いなく人生観は変わるんだろうけどね。

タクシーの運ちゃん桟橋に向かって爆走させてからの，飛び降りスタント，運転席無人君状態での，後部座席に取り残された，マイケル・ダグラス，危険な遊戯です。

目覚めると，異国メキシコの墓穴の中で，形見の金時計のみ残して全て持ち去られるって…
途方にくれる状態です。この辺りからマイケル・ダグラスに本気で同情してしまった！

★駄目な部分・疑問点★

マイケル・ダグラスの最後の間の取り方の意味は，なんだろう？

口座番号とパスワードを，口頭で晒してしまったんで，超ドンデン返しで全額抜かれ高飛びされるのかと思ったら，ビジネスを取り違えない善良な奴らのようです。マッチスティックメンとは一味違います。あそこまで，不確定要素を含めてプロデュースできる黒幕が，いたら神ですね。請求書の額は天文学的だろうか？

★まとめ★
最初は，これは観てない儲けたなぁなんて思いで観たのですが，メキシコ墓地からの魂の帰還で，うっすら記憶がよぎり，オチで完璧に思いだしました。遠い昔に観てたようです。気付くの遅すぎた，頭がボケてたね。
マイケル・ダグラスの作品ってなぜだか記憶に残らないんですよ。相性の問題かな～

この空前絶後のドッキリ劇を許せる位の胆力のある男で無ければ投資で成功なんて無理だろう，そんな土台があったからエンドレスなゲームをギブアップせずに闘い続ける，マイケル・ダグラスに頷けます。
心の盲目から回復できたってのはいいね！

今度は，書いたから忘れないだろう。

私的評価
very good

お帰りは，こちらから(-` )ノ


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STORY
サンフランシスコ。ニコラス(マイケル・ダグラス)は大富豪だった父の莫大な資産を引き継ぎ、投資家として成功していた。が、妻と離婚した後は大邸宅にひとりで住み、生活は規則正しく「遊び」とはほとんど無縁の毎日。48歳の誕生日。彼の父親が投身自殺をした年齢だ。弟のコンラッド(ショーン・ペン)と久しぶりにレストランで再会したニコラスは「CRS」という会社の紹介状をプレゼントされる。凄い体験をしたとしか彼は言わない。偶然CRSのオフィスを見つけるニコラス。重役のファインゴールド(ジェームズ・レブホーン)はCRSの商品はゲームだという。疑念を抱きながらも彼はテストを受けた。帰宅したニコラスは玄関の前でピエロの人形を発見。頭をよぎる自殺した父親の死体。テレビのニュースを見ているとキャスターがニコラスに話しかけてくる。

CAST
デヴィッド・フィンチャー　監督

ジョン・ブランカトー
マイケル・フェリス　　脚本

マイケル・ダグラス
ショーン・ペン
デボラ・カーラ・アンガー
ジェームズ・レブホーン
ピーター・ドゥナット
キャロル・ベイカー
アンナ・カタリーナ
アーミン・ミューラー＝スタール
エリザベス・デネヒー

上映時間　128分
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