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No677 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 2010年031
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON (2008) Review とにかく,素晴らしいです。観てると時間を忘れて顔がほころんでしまいます。
黙っていても流れ行く時間の中で訪れる,出逢いと別れ,時期を選ばずやってくる,あらゆる人にとって人生は,筋書きの無いドラマですよね。自分で自由には選べないですし。雷に七回うたれるなんて天文学的確率で不幸を引く人もいれば,悪魔的外見の赤子の母になることを運命づけられてる人もいる。神の思し召しとでも言うんだろうか。
生殺与奪を繰り返す、神自体がおこがましく感じてなりませんが、素敵な罰を受けるのも嫌なので小声で言っておきます。
テーマは,時間なんでしょうね?
ほんと、時間って歳を重ねると何事にも勝る財宝みたいに思えます。
交差する人生,ちょうどいい季節は一瞬。僅かな旬が過ぎ去れば,あとは,時間が2人を分かつ。せつない物語じゃないですか。そんな人生の断片の中での一粒種に日記を読ませ大きな秘密を打ち明ける,棺桶に入る前の一仕事でした。 形有るもの全てを滅ぼすのも時間で・・・
育むのも時間・・・
逆説的です。たとえ逆になっても最後の最後は同じ、見かけは違っても事実は変わらない。
外見なんて、たいした意味もない。何を成すかが重要なんだって。。。
わかっちゃいるけどね~
ベンジャミンは,最期の瞬間まで数奇に幕を降ろしますが,
愛する胸に抱かれピチピチで逝くのも悪くないか。
胎児まで戻っても面白かったかも。
それはそうと
成長したキャロラインに会いに来た、ブラピの青年期は,どうやって撮ったんだろう?
若すぎる!
私的評価marvelous STORY 妻の命と引き換えに授かった赤ん坊は、生まれながらにして80歳の容姿と肉体だった。父はショックから息子を老人ホームの玄関へ置き去りにする。ホームに引き取られたベンジャミンは、子供の持てないクイニーに愛情深く育てられ、少しずつ若返っていく。感謝祭で出会った少女デイジーは彼の秘密を理解し、心を通わせる。車椅子から立ち上がり、杖を外し、やがてベンジャミンは船乗りになった。初めて知る広い世界は、刺激的なことばかり。様々な出会いと別れを経験し、人生の喜びと悲しみをかみしめながら、ベンジャミンは数奇な時を刻んでいく…。
CAST デヴィッド・フィンチャー 監督
F・スコット・フィッツジェラルド 原作
エリック・ロス 脚本
ブラッド・ピット・・・・・ベンジャミン・バトン
ケイト・ブランシェット・・・・・デイジー
ティルダ・スウィントン・・・・・エリザベス・アボット
ジェイソン・フレミング・・・・・トーマス・バトン
イライアス・コティーズ・・・・・ガトー
ジュリア・オーモンド・・・・・キャロライン
エル・ファニング・・・・・デイジー(幼少期)
タラジ・P・ヘンソン・・・・・クイニー
フォーン・A・チェンバーズ・・・・・ドロシー・ベイカー
ジョーアンナ・セイラー・・・・・キャロライン・バトン
マハーシャラルハズバズ・アリ・・・・・ティジー
ジャレッド・ハリス・・・・・マイク船長
上映時間 167分
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Date : 2010-01-30 (Sat)
Category : 映画 ドラマ