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No669 羊たちの沈黙 2010年023
羊たちの沈黙 THE SILENCE OF THE LAMBS (1990) Review ★見所★
サイコスリラーのバイブルの様な作品。人物背景,用意周到な二重構造のストーリー,ミステリアスなタイトルにも意味を持たせる術なんかも,文句が出ない。
クラリス役の,ジョディ・フォスターの知性と行動力を併せ持つ姿が良い。なによりも,FBIの研修生の身でありながらレクター博士と駆け引き出来るほど賢いのが最高。何気に下ネタをサラッと交わすのも巧い。牢越しの掛け合いが実に楽しい!
若い知性と円熟した知性の一騎打ち。
アンソニー・ホプキンスの上品と狂気のスイッチの切り替えに驚愕。
レクター博士が最後にクラリスに電話越しに残す言葉,「これから、古い友人を食事に」誘うじゃなくて,食事にするなんですね…
★駄目な部分・疑問点★
いくら優秀でも研修生が,捜査するのは変。ルーキー捜査官の設定でも問題ないのにさ。
ラストのバッファロー・ビルとの対決でジョディ・フォスターの演技は抜群だったんですが,息遣いが激し過ぎやしないかな?
あれでは,位置がハッキリ補足されて壁越しに撃たれても不思議ではない。
★まとめ★
言わずと知れた超有名作品で,何回観ても飽きない魅力を感じます。ジョディ・フォスターは,ハンニバルに出演しなかったのは,キャリアに置いて最高のミスだと思いますね~
レクター博士は,悪人なのに憎めませんが肉には,されたく無いですよ。
ジョディ・フォスターも,アンソニー・ホプキンスも瞳が蒼いから,クラリスとレクター博士に何か運命的繋がりを感じさせるのは,僕だけでしょうか?
私的評価Excellent STORY 若い白人女性ばかりを狙って殺害し、その後死体の皮を剥ぐという連続猟奇殺人事件が発生する。FBI訓練生・クラリスは、同様の事件を起こして拘禁中の天才精神科医・レクター博士を訪ね、犯人像解明のヒントを得ようとする。様々な心理的駆け引きを重ねるうちに、レクターとクラリスの間に奇妙な信頼関係が生まれていくが…。
CAST ジョナサン・デミ 監督
トマス・ハリス 原作
テッド・タリー 脚本
ジョディ・フォスター・・・・・クラリス・スターリング
アンソニー・ホプキンス・・・・・ハンニバル・レクター
スコット・グレン・・・・・クロフォード主任捜査官
テッド・レヴィン・・・・・バッファロー・ビル
アンソニー・ヒールド・・・・・チルトン医師
ケイシー・レモンズ・・・・・マップ
ダイアン・ベイカー・・・・・マーティン上院議員
ブルック・スミス・・・・・キャサリン・マーティン
フランキー・R・フェイソン・・・・・バーニー
ロジャー・コーマン・・・・・FBI長官
チャールズ・ネイピア・・・・・ボイル警部補
ジョージ・A・ロメロ・・・・・ FBI捜査官
上映時間 118分
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Date : 2010-01-22 (Fri)
Category : 映画 サスペンス