STORY L.A.。かつて狂人外科医バナカット医師(ジェフリー・コムズ)によって夜ごと残虐な人体実験が行なわれたバナカット精神病院跡の館。人々に恐怖を提供するテーマパークの経営者にして大富豪のプライス(ジョフリー・ラッシュ)は悪妻エヴリン(ファムケ・ヤンセン)の誕生パーティをこの呪われた館で開く計画を立てる。パーティの晩、集まったのは元野球選手のエディ(テイ・デイヴィス)、自称映画プロデューサーのサラ(アリ・ラーター)、TV業界人のメリッサ(ブリジット・ウィルソン)、医師のブラックパーン(ピーター・ギャラガー)、そして館の管理人ワトソン(クリス・カッテン)の5人の男女。だが、夫妻は彼らを招待した覚えはなく、彼ら自身もなぜ招かれたのか不審がった。お互いに相手の企みを探り合うふたりだが、プライスはかねての計画どおり、5人の客に「この館でひと晩過ごせば1億円の賞金を出す」というゲームを提案。すると突然、館は側面すべてがシャッターで封鎖され、彼ら全員が閉じ込められる。