ダウト ～あるカトリック学校で～ No５９６ ２００９ １７３

ダウト ～あるカトリック学校で～
DOUBT
（２００８）

Review
☆見所☆
厳しく，戒律を守り続ける昔ながらのシスター・アロイシアスと，戒めが緩い変革を求めるフリン神父が，ある疑惑に置いて神の名の下に対決を見せてくれます。

若いシスター・ジェイムズを演じる，エイミー・アダムスもアカデミー助演をノミネートされただけあって実力あります。

★駄目な部分★
少年の母親，少年自身の心の問題をはらんでるのも解るが，少年の学歴も考えての判断の様にも思われ天秤の掛け方が良くないとも思います。

神父の乱心やら，地に墜ちる行為は，少々見飽きて来ました。工夫されてますけど。

☆まとめ☆
この映画って最初の教会での説教のシーンが，シスター・アロイシアスとフリン神父の内面を誤魔化すミスディレクションとなってる気がします。シスターを手っ取り早く口やかましく疎ましい存在にみせ悪い印象をはらませておいて，ひっくり返すのが，決め手の鮮やかさを感じさせますね。

時折，高級車を乗り回す坊さんを見かけますが，生臭さをただよわせますね。ただの職業上，坊さんで俗物なんでしょう本当は(笑)

(・∀・)ｲｲﾈ!!

私的評価
Good

お帰りは，こちらから(-` )ノ


映画ブログランキング<(_ _)>

☆映画・洋画　部門に登録中です☆

STORY
カトリック教会の校長、シスター・アロイシスはある疑惑を持っていた。それは、生徒から人気の高いフリン神父が、黒人の生徒と不適切な関係を結んでいるのではないか、というものだった。疑惑を打ち消すに充分な弁明をしたフリン神父だったが、その説明に、アロイシスはますます疑惑を深めていく…。

CAST
ジョン・パトリック・シャンリー　監督・原作戯曲・脚本

メリル・ストリープ・・・・・ シスター・アロイシアス
フィリップ・シーモア・ホフマン・・・・・ フリン神父
エイミー・アダムス・・・・・シスター・ジェイムズ
ヴィオラ・デイヴィス・・・・・ミラー夫人

上映時間　１０５分
ＩＮＤＥＸメニュー
INDEXは、こちら