STORY 1972年のロサンゼルス。若手ジャーナリストのカレン・オコナー(アリソン・ローマン)は、50年代に一世風靡したエンタテイナーのデュオ、ラニー・モリス(ケヴィン・ベーコン)とヴィンス・コリンズ(コリン・ファース)についての暴露本を準備中。彼らは15年前、女性の全裸死体をめぐるスキャンダルに巻き込まれたことが原因で、コンビを解消していた。カレンは真相を追求していく中で、かつて国民的アイドルだったラニーが、実は薬と女に狂っていたという裏の顔を知り、幻滅と好奇心を同時に感じる。やがて出版社の招きでNYへ出張したカレンの飛行機に、偶然にもラニーが乗り込んできた。とっさに教師だと自分の身分を偽ったカレンは、翌日ラニーと一夜を共にする。同じ頃、カレンの自宅に事件のカギとなるラニーの手記が届いていた。当時、マイアミのホテルに宿泊していたラニーとヴィンスは、メイドのアルバイトの女子大生モーリーン(レイチェル・ブランチャード)と一夜の楽しみに興じた。モーリーンこそ事件の被害者なのだが、彼女の死体はニュージャージーのホテルで発見されたという謎が残る。