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バビロン A.D. No564 2009 141 蜜柑星じゃない?
【バビロン A.D.】の感想etc (2008) Review 近未来核戦争で,放射能まみれになった,荒廃した地球が舞台なので,未来よりも過去にトリップした印象でしょうか~
未来観を演出するのは製作費が,かさむからなんてのは,無いんだろうが,SF映画で現在よりも文明が進んでいないのは,テンション下がるんだよね。
ストーリー的に,屈強な傭兵役のヴィン・ディーゼルが,か弱いシスターと謎を秘めた少女オーロラを守りぬく,命懸け感は良かったですよ♪
自ら進んで志願した訳では無く銃を突き付けられ金を請求して,自らも自由の国アメリカに,みたいな利益を伴った仕事だったんだけどね,旅を重ねるにつれて,いつの間にか,家族愛とかが,独り者の空虚な風穴を埋めて足りない物が埋まったとか,そんなイメージか。ただし,危うくオーロラに手を出そうとしてたね。オーロラも,完全にその気だったけど,淫行はマズイでしょ。ミシェル・ヨーは,2人に割って入って随分と疎外感やら嫉妬を感じただろね。カンフー部隊として,活躍も居なくても良かった印象。
後半部分が,前半とは打って変わって,謎めいた少女オーロラの隠された能力が宿命を足掛かりに炸裂。ミサイルすら跳ね返す,第二のマグダラのマリアに神懸かりでした!?
もう,SF映画よりオカルトと新興宗教のあいのこみたいで,かなりオチが不安になって,安い人体改造手術後のヴィン登場で,映画の質がドカンと下がった模様。
怪しい教祖シャーロット・ランブリングの顔の怖さに唖然でした♪
だから,対決があって然るべきなのに,カットされてたなぁ。脚本をかなりの部分,削ったので唐突で辻褄も微妙。
続編に期待ですか?
無いだろうなぁ。あっても,さらなるグレードダウンは必至か。期待外れだった。
私的評価so-so STORY 放射能汚染地帯が点在する近未来。新セルビアに住む傭兵のトーロップはマフィアのゴルスキーから、オーロラという少女をアメリカへと運ぶ仕事を請けた。早速彼はオーロラ、彼女の保護者シスター・レベッカと共に移動を開始。ロシア国境の街へたどりつき市場で必要な物資を購入していると、突然オーロラが「そっちへ行っては駄目!」とパニックを起こす。すると次の瞬間、彼女の示した場所が大爆発を起こすのだった……。
CAST マチュー・カソヴィッツ 監督
モーリス・G・ダンテック 原作
エリック・ベナール
マチュー・カソヴィッツ 脚本
ヴィン・ディーゼル・・・・・トーロップ
ミシェル・ヨー・・・・・シスター・レベッカ
メラニー・ティエリー・・・・・オーロラ
ランベール・ウィルソン・・・・・ダルクワンディエ
マーク・ストロング ・・・・・フィン
ジェラール・ドパルデュー・・・・・ゴルスキー
シャーロット・ランプリング・・・・・ノーライト派教主
原題 BABYLON A.D. 上映時間 90分
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Date : 2009-09-04 (Fri)
Category : 映画 SF