No５５５ ハイテンション ２００９ １３２ テンション上がる前半、テンション下がるオチΣ(´д｀ﾉ)ﾉ

【ハイテンション】の感想etc　（２００３）

Review
殺人鬼の嗅覚と細やかなチェックには唸りますね。

しかもマリーが，対処した部分を見透かすように念入りにやってたな。嫁の掃除のあら探しをする姑のごとく周到すぎ。それから始まるスプラッシャーは，残虐でしたね。

タンスの角で破裂するアレックスの父親の豆腐のように柔い頭部には参った。母親は殺されるまで何をしてたのやら。

殺人鬼に起死回生の一撃を浴びせようと出刃包丁で待ち伏せするも，空振りが泣けます。

いやにバレバレの追跡は伏線だったか。ショートカットだから，男と間違えられ怒りの即席有刺鉄線棍棒での連続殴打は気持ち良い筈なんだが。ここからが駄目な展開。良く考えると殺人鬼は女だと視認できていたのに，あの会話はレズビアンだと暗に示してた。

このストーリーは，全てマリーの目線で構成されてるから，有るはずの無い車や，本当は成立して無い会話，存在しない人間まで見えて不思議ではないってことでしょうか？

しかし，最初の生首は，事件以前の出来事なんだろうけど，あのボロトラックをアレックス実家近くに仕込んでたってのは納得いかないし，黄色の車が，横転したのも幻覚で，その事故により顔面が血で染まったのも，自作自演とは無理がありすぎる。素直にジョニー大倉に似た面構えの殺人鬼が犯人の方がスッキリするし傑作になりそうな気がする。惜しい！！

私的評価
ordinary movie

お帰りは，こちらから(-` )ノ


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STORY
女子大生のマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、都会の喧騒から逃れ、親友のアレックス(マイウェン)の実家で一緒に試験勉強に励む予定である。2人は夜遅くに目的地の実家に到着。家には、アレックスの両親と幼い弟トム、そして愛犬がいる。夜、玄関のドアベルが何度も鳴る。マリーが部屋の窓から階下の玄関を見ると、そこには帽子を被った男(フィリップ・ナオン)が立っていた。父親ダニエルが玄関を開けてみると、その男が鋭利な刃物で斬りつけてきた。ダニエルは必死に逃げようとするが、玄関を開けて侵入してきた男によって酸鼻極まる方法で殺害される。

CAST
アレクサンドル・アジャ　監督・脚本

セシル・ドゥ・フランス・・・・・マリー
マイウェン・・・・・アレックス
フィリップ・ナオン・・・・・ 殺人鬼

原題　HAUTE TENSION　上映時間　９１分
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