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No540 サイレントヒル 2009 117 生命で支払う入場券。
【サイレントヒル】の感想etc (2006) Review ゲームを題材に作られた作品。ゲームは【FF12】を投げて以降は触ってません。【バイオ】は,ベロニカまでは解いたんですが,【サイレントヒル】はスルーしてます。
一連のゲーム派生映画化作品にしては映像面で,かなり気合いが入ってる感じで掴みは好感。
シナリオに関しては,夢遊病の子供シャロンが夢と現実の狭間で語る地名サイレントヒルを母親ローズが娘の精神疾患を治す糸口を掴む為にサイレントヒルを目指す,母娘がクリーチャーが徘徊する異世界に呼び込まれ,さぁどうするよ?
みたいな展開で母親同様に状況がもう一つ理解しにくいんだけど立ち止まっては広大な迷宮から抜け出す術は無いから,はぐれた娘を見つけて,さっさとバックレようって事なんだと思います。
クリーチャーに続々と出会ってしまうローズですが,武器による立ち振る舞いなんてのは無く,サイレントヒルに踏み込む前に出会った女性警官の僅かな銃弾に頼るのみなんで,地味では合りましたね。どでかい太刀を振り回し生皮剥がして人間を殺す三角頭の巨人とは何らかの決着を付けて欲しかったです。
ラストは,【キャリー】のような過激な復讐劇で狂信教祖一味を根絶やしにする,アレッサと呼ばれるサイレントヒルの犠牲者。
良心と悪意を分断して現実世界と異世界に置くことでアレッサ自体も夢を見たかったのかも知れない。
家に帰り着いても,うっすら靄がかかり夫とは……
【永遠の子供達】や【ミラーズ】に近い悲しい幕切れで後味悪いような捻りが利いてるような感覚でした。
私的評価Good STORY 夢遊病のように歩り、“サイレントヒル”とつぶやきながらうなされる少女シャロン。ローズとクリストファーの夫婦は、赤ん坊の頃に養女として引き取った愛娘の言動に心を痛めていた。サイレントヒルという街が実在することを突き止めたローズは、車でシャロンと街へ向かう。そこは30年前の大火災が発生後、閉鎖された街だった。山道で事故を起こしたローズが意識を取り戻すと、娘がいない。彼女は娘の姿を求めて、灰の霧に覆われた街へと足を踏み入れた。
CAST クリストフ・ガンズ 監督
ロジャー・エイヴァリー 脚本
ラダ・ミッチェル・・・・・ローズ
ショーン・ビーン・・・・・クリストファー
ローリー・ホールデン・・・・・シビル
デボラ・カーラ・アンガー・・・・・ダリア
キム・コーツ・・・・・トーマス
ターニャ・アレン・・・・・アナ
アリス・クリーグ・・・・・クリスタベラ
ジョデル・フェルランド・・・・・シャロン
原題 SILENT HILL 上映時間 126分
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