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No512 機械じかけの小児病棟 2009 089 機械じかけのオレンジ
【機械じかけの小児病棟】の感想etc (2005) Review 【アリーmyラブ】のキャリスタ・フロックハート主演のオカルトスリラー。
監督は【REC/レック】のジャウマ・パラゲロ。
キャリスタ・フロックハートは,精神的ダメージを負った看護士って設定もあるのでしょうが,顔の丸みが無くなってやつれ気味に見えました,私生活はハッピーそうなんですけどね!
閉鎖間近の夜の病院が舞台です。続々と患者の転院が進む中で小児病棟で勃発する原因不明の複雑骨折。へし折られる様な骨折痕と骨が折れる際の音が生々しい。
複雑骨折を手術無しで元通りにした経験がありますが,麻酔が効かない尋常じゃない痛みで4人掛かりで押さえ付けられて患部を先生方が引っ張り合いピタリと骨が合うようにするのですが,4人を吹き飛ばしました!その位の馬力を発揮させる痛みなので,同情しましたね。
オープニングとラスト以外は,サラッとした恐怖でした。死眺星が見える位に死期が迫らないと,存在を目の当たりに出来ない半人半機の病院滞在型幽霊シャーロットが見えてしまう,女児マギーと,看護士キャリスタ・フロックハートの共通の眼力によって分かり合って行く過程がオカルトを忘れたドラマでした。
ラストの崩れ行く病院の中で襲いかかるシャーロットのクローズアップが不気味。シャーロット自体は,自分の家から同居人が誰も居なくなるような寂しさを感じてしまっただけなのかも知れないですが凝り固まった思念は憎悪に似た感情へと変化するのかも。
最後のマギーは,いつか一緒に逝く事が出来ればいいのですが。
それまでは、漂うのも人生が儚い時間だった彼女には良いのかも知れません。
私的評価ordinary movie STORY イギリスのとある島にある小児病院は老朽化のため閉鎖が決まるが、病院の近くで大規模な鉄道事故が発生し、閉鎖はしばらく延期されることになる。その病院に派遣されてきた臨時の夜勤看護師エイミー(キャリスタ・フロックハート)は、重い病に苦しむ子供たちが夜な夜な何かにおびえていることに不審を抱く。初日の夜、エイミーは子供たちと共に病院の2階で大きな物音がするのを聞く。だが、2階の病室は1959年以来立ち入り禁止となっていた。翌日、エイミーは移送が決まった少年とエレベーターに乗ると、突然制御不能になったエレベーターに閉じ込められてしまい、この病院には何か秘密があることを確信する
CAST ジャウマ・バラゲロ 監督・脚本
キャリスタ・フロックハート・・・・・エイミー
リチャード・ロクスバーグ・・・・・ロバート
エレナ・アナヤ・・・・・ヘレン
ジェマ・ジョーンズ・・・・・フォルダー
ヤスミン・マーフィ・・・・・マギー
原題 FRAGILE 上映時間 102分
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