No５０４ ニック・オブ・タイム ２００９ ０８１ 身だしなみは足元から

【ニック・オブ・タイム】の感想etc　（１９９５）

Review
ロスに着いた途端に拉致される，ジョニー親娘。娘の命の為に悪に加担するんだけど，結構大胆に脅迫に背くんで心配になります。

靴磨きに駆け込むのが，不自然で緊迫感が，もう一つなんだけど，しかしながらこれは，靴でけりを付ける伏線だとしたら計算高いようにも，靴磨き職人の人徳も隠れた武器の一つだった。

警備員まで傘下に収めてるならば，犯人一味は，幾らでも自力で知事を暗殺できそうなんですが，囚人監護下が多い知事の死体を消滅させる訳にも行かないのでれっきとした死亡理由が必要ってことでしょうか。

物語上の９０分とリアルの９０分がリンクしてるので，時間経過が分かりやすいんですが，ハラハラ感は少なく思えます。場所がホテル限定なのと，目的が一つ，ジョニーの監視役のジョニーに対するマークと不測の事態への対処がワンパターンなどが，原因かも知れないです。
何よりも，ジョニーを実行犯に仕立てる動機が，あまりにアマチュアの仕事に思えました，失態の数の多さが物語ってますしね。

ラストで，やっと鬱憤を晴らす，ジョニー。忍耐を試されますね。

子供の為に頑張る父親像は，ジョニー・デップにあってます。

私的評価
Good

お帰りは，こちらから(-` )ノ


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STORY
LA、正午。妻を亡くした税理士のジーン・ワトソン(ジョニー・デップ)は、幼い一人娘リン(コートニー・チェイス)を連れ、新天地にやって来た。駅に降り立った彼らは、警察を装った男スミス(クリストファー・ウォーケン)とパートナーの女、ジョーンズ(ローマ・マーフィア)に拉致され、「午後1時30分までにある人物を殺せ。失敗すれば娘の命はない」と脅迫される。拳銃と標的の写真を渡されたワトソンは、指定されたホテルに着くが、標的はなんと女性州知事のグラント(マーシャ・メイソン)だった。彼女は再選を目指して遊説中で、このホテルで演説会が予定されていた。ワトソンはなんとかこの事実を誰かに知らせようと試みるが、スミスとその仲間たちの監視の目が光っていて不可能だった

CAST
ジョン・バダム　監督

パトリック・シーン・ダンカン　脚本

ジョニー・デップ・・・・・ジーン・ワトソン
クリストファー・ウォーケン・・・・・スミス
チャールズ・Ｓ・ダットン ・・・・・ヒューイ
マーシャ・メイソン ・・・・・グラント知事
ピーター・ストラウス・・・・・ブレンダン・グラント
ロマ・マフィア・・・・・ミセス・ジョーンズ
グロリア・ルーベン・・・・・キャリスタ助手
コートニー・チェイス・・・・・リン ・ワトソン

原題　NICK OF TIME　上映時間　８９分
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