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No488 ブーリン家の姉妹 2009 065
【ブーリン家の姉妹】の感想etc (2008) Review 中世ヨーロッパは,民衆も,貴族も,王族も住みにくい世の中だったようです,判断を誤れば待ち構えているのは、命の消去なのだから手厳しいです。
野心家の叔父と父。真理を知る母親に挟まれながら,ブーリン姉妹の波乱に満ちた生き様は更に周囲に嵐を巻き起こし発展。
頂点まで登りつめると,引きずり降ろされる,後戻り不可避の恐怖の寵愛戦争。愛と権勢は,人を狂わせることに充分な代物です,いつの世も。
ラストは,手塩にかけたブーリン家の娘や息子が,あえなく非業の斬首で切り株。王とはいえ身勝手な男だ。恐らくは罪の意識など微塵も感じないんだろう。ふてぶてしい奴。
後のエリザベス一世が無邪気に草原を駆け回る姿がなんとなく救いです。
スカ嬢は,【ブーリン家の姉妹】でも生き延びるしイメージも汚さない美味しい役所で,ナタ嬢は歴史衣装は似合いますが,性格きつめの役が多いかも。
それと,この時代はエリザベスとメアリーって名前が多すぎで困りますね。
私的評価Good STORY 16世紀のイングランド。新興貴族のトーマス・ブーリン卿は一族繁栄のために才気あふれる美しい娘アンを国王ヘンリー8世の愛人に差し出すことを目論む。ところが、王の心を捉えたのはアンの妹で凡庸だが気立ての良いメアリーだった。一家は宮中に移り住み、メアリーは王の子を身籠る。一方、妹に栄誉を奪われたアンは一時フランスへ追放されるが、やがて呼び戻され、大胆にも王妃の座を狙って策略を巡らすのだった。
CAST ジャスティン・チャドウィック 監督
フィリッパ・グレゴリー 原作
ピーター・モーガン 脚本
ナタリー・ポートマン・・・・・アン・ブーリン
スカーレット・ヨハンソン・・・・・ メアリー・ブーリン
エリック・バナ・・・・・ヘンリー8世
デヴィッド・モリッシー・・・・・トーマス・ハワード(ノーフォーク公爵)
クリスティン・スコット・トーマス・・・・・レディ・エリザベス・ブーリン
マーク・ライランス トーマス・ブーリン卿
ジム・スタージェス・・・・・ジョージ・ブーリン
ベネディクト・カンバーバッチ・・・・・ウィリアム・ケアリー
オリヴァー・コールマン ヘンリー・パーシー
アナ・トレント・・・・・キャサリン・オブ・アラゴン
エディ・レッドメイン・・・・・ウィリアム・スタフォード
ジュノー・テンプル・・・・・ジェーン・パーカー
原題 THE OTHER BOLEYN GIRL 上映時間 115分
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Date : 2009-05-29 (Fri)
Category : 映画 ドラマ