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No484 死ぬまでにしたい10のこと 2009 061
【死ぬまでにしたい10のこと】の感想etc (2003) Review 主人公アンは,気付いた時には,末期癌で余命2カ月と命の刻限を宣告されます。まだ可愛い盛りの子供2人を残して,この世を去らなければ成らないのは,心底辛いと思います。それでも,2カ月しかない命,病院のベットに横たわり苦痛をモルヒネで癒やしながら少しでも延命するよりも,娘や夫に辛い顔を見せないばかりか病状さえ伝えず,自暴自棄にもならずに家族に愛のあるメッセージを録音したり,周りにケアしながら生きる。後にアンの強さや優しさを痛感する事になる夫の心境を思うと胸に突き刺さります。・゚・(ノ∀`)・゚・。
アンは,残された時間で,こなす10の事の中で夫以外の男性を射止めて振り向かせ恋をする事も計画し実行します,確かに不倫なのでしょうが,凄く美しいし理解出来るし,裏切りに値しないと思います。もちろん残される一時の恋人も心理的ダメージは,計り知れないだろうし体だけでなく心を通わせたから,やり切れない気持ちで一杯になるでしょう。。。
しかし,短い間でも人生を共有できたなら,必ずその後の糧になるのではと前向きに捉えたいです。
ラストは,死の瞬間までは描かれ無いし悲壮感をそれ程感じさせない,穏やかな締めくくりになっています。その後の周りの人達の反応を見るとアンの生前の人となりが分かります。重いテーマの割に後味が良い映画でした。
製作総指揮に,ペドロ・アルモドバルが,加わっています。ゲイ色の無い柔らかい万人向けの【トーク・トゥ・ハー】のイメージでしょうか。
私的評価very good STORY 清掃の仕事をしている23歳のアン(サラ・ポーリー)は、夫のドン(スコット・スピードマン)と、二人の娘とトレーラーハウスで暮らす主婦。しかしある日、突然の腹痛に倒れ、トンプソン医師(ジュリアン・リチングズ)に癌で余命2~3ヵ月と宣告される。アンはドンと母(デボラ・ハリー)には貧血だと説明。そして夜更けのコーヒーショップで今までの人生を振り返りつつ、死ぬまでにしたいこと10項目のリストを作る。さっそくそれを実行していくアン。そんな時、コインランドリーで、コーヒーショップにいた男リー(マーク・ラファロ)が声をかけてくる。帰宅し洗濯物の袋を開けると本が一冊入っており、電話番号を書いた紙が挟まれていた。
CAST イザベル・コヘット 監督・脚本
サラ・ポーリー・・・・・アン
スコット・スピードマン・・・・・ドン
デボラ・ハリー・・・・・アンの母
マーク・ラファロ・・・・・リー
レオノール・ワトリング・・・・・アンの隣人
アマンダ・プラマー・・・・・ローリー
ジュリアン・リッチングス・・・・・トンプソン医師
マリア・デ・メディロス・・・・・美容師
アルフレッド・モリナ・・・・・アンの父
原題 MY LIFE WITHOUT ME 上映時間 106分
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Date : 2009-05-18 (Mon)
Category : 映画 ドラマ