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No470 レッドクリフ Part I 2009 047
【レッドクリフ Part I】の感想etc (2008) Review 4000年の歴史を持つ中国,遥か紀元前から戦乱が周期的に発生してる中で,三国志の時代背景や登場人物は,比較的メジャーなので,すんなり入っていけました。
やはり,ジョン・ウー監督で兵士の数や河一面を埋め尽くす水軍など並々ならぬ気合いで一瞬即発の空気を醸し出してます。大軍による戦闘シーンは,ダイナミック!!
前半は,趙雲が槍や刀,武器が手から離れると拳で多勢に無勢の曹操軍から劉備の子を抱えて獅子奮迅の活躍が目覚ましかった。
まぁ孤軍奮闘して救った子(劉禅)が愚直で劉家滅亡へ導くというのは皮肉です。関羽や張飛もイメージ通りで敵の攻撃を造作も無く跳ね返す様は鬼神。うーん,張飛は神よりもドワーフとかそっち系の土臭い感じに見えました。
そして,肝心の諸葛亮はPART1では,芸術的な計略を施す戦も発生せず小規模に一部隊を八卦の陣を用い撃破して顔見世興行完了といった所か,続編での本領発揮が待ち遠しい!
しかし,あのような計略に簡単に嵌る敵武将も情けないですが,とても良い引き立て役に思えます。
結局,主役は周瑜(トニー・レオン)だったようで,曹操をも虜にする絶世の美女を妻に持ち登場,男気溢れる司令官でオーラを感じます。
ラストは,赤壁の戦い前夜祭であり勝ち戦確実の曹操陣営は,蹴鞠を興じる余裕綽々気配。桶狭間での今川義元を連想させます。史実なので結果は分かっていますが鼻っ柱を叩き折るシーンを早く体験したい物です。
不満点は,各人物通しの説明が足りない所でしょうか。予備知識が無いと描写不足で大味に感じそうです。ジョン・ウー名物の白鳩は,健在でした。
私的評価Good STORY 西暦208年。曹操軍に追われる劉備軍は孫権軍と同盟を結ぶため、軍師の孔明を孫権のもとに遣わした。しかし孫権軍では曹操に脅威を感じているものの非戦を唱える臣下が多く、同盟は容易に成立しそうもない。そんな中、孔明は赤壁で孫権軍の司令官・周瑜と出会い、そのカリスマ性に魅了される。一方の周瑜も孔明の人柄と戦術眼に驚嘆し、その存在を意識するようになる。そして二人は信頼を深め、共に戦う事を決意するのだった。
CAST ジョン・ウー 監督
ジョン・ウー
チャン・カン
コー・ジェン
シン・ハーユ 脚本
トニー・レオン・・・・・周瑜
金城武・・・・・孔明
チャン・フォンイー・・・・・ 曹操
チャン・チェン・・・・・孫権
ヴィッキー・チャオ・・・・・尚香
フー・ジュン・・・・・趙雲
中村獅童・・・・・甘興
リン・チーリン・・・・・小喬
ユウ・ヨン・・・・・劉備
ホウ・ヨン・・・・・魯粛
バーサンジャプ・・・・・関羽
ザン・ジンシェン・・・・・張飛
トン・ダーウェイ・・・・・孫叔材
ソン・ジア・・・・・驪姫
チャン・サン・・・・・黄蓋
原題 赤壁 上映時間 145分
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