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No464 X-ファイル:真実を求めて 2009 041
【X-ファイル:真実を求めて】の感想etc (2008) Review 長い間,待ってましたよ。TVシリーズ終了後六年にて待望の劇場新作。
米国にて興行成績が良くないのは見聞きしてましたが,自分の目で確かめるのがファンの務めでしょうか。
結論から書きますと,酷評もやむを得ないかと,特にTVシリーズを完破してたりしますと,より一層がっかりかと…
波に乗っていた時期に制作された前作よりも低予算だから駄目でしたなどの言い訳は聞きたくないですね。
Xファイルに,モルダーとスカリーは,必要不可欠ですが,彼らの動向を読み,圧倒的権力を用いてそれまでの努力を帳消しにする黒幕や,力量は互角でも国家的機密情報を得やすい立場で対峙するライバル,後はモルダーのマニアックな友人など,手助けしてくれた人脈など,ストーリーの裾野を広げてくれる,ディープでドラマチックな展開が,Xファイルの魅力で取り付かれた点だったのですが…
今作は,浅い。せっかく長年かけて育て上げた人物達を,ファイナルシーズンにて木っ端微塵に粉砕してしまったのが,原因なんでしょうけど。TVシリーズのラストからの話の繋がりを全くないのもなぁ。
モルダーとスカリーの後日談にしても,濃厚なキスやら,添い寝してるベットでの会話などは,イメージが崩れそう。年輪を感じるのは,仕方ないけど,スカリーは,まだ超常現象に否定的なのも変。
どうやら,エンディング後のカットを見る限り完全終了の様子だけど,普通のサスペンスに成り下がっては,制作されない方が良かったように思われました。
私的評価so-so STORY かつてFBIで“X-ファイル”事件を担当していた医学博士スカリーのもとに、FBIが訪ねてきた。彼女しか居場所を知らない元FBI捜査官モルダーに、ある事件への協力を求めてきたのだ。その事件とは女性捜査官・モニカの失踪事件。協力を申し出た超能力を持つ神父・ジョーが透視したところ、雪の中から切断された腕が見つかったのだ。現場復帰を決意したモルダーは事件の捜査に乗り出す。まずはジョーと面会を果たすが……。
CAST クリス・カーター 監督
クリス・カーター
フランク・スポトニッツ 脚本
デヴィッド・ドゥカヴニー・・・・・フォックス・モルダー
ジリアン・アンダーソン・・・・・ダナ・スカリー
アマンダ・ピート・・・・・ホイットニー
ビリー・コノリー・・・・・ジョー神父
アルヴィン・“イグジビット”・ジョイナー・・・・・ドラミー
原題 THE X-FILES: I WANT TO BELIEVE 上映時間 105分
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Date : 2009-04-17 (Fri)
Category : 映画 サスペンス