No４５１ パニッシャー ２００９ ０２８

パニッシャー　（２００４）

Review
【ミスト】でも，過酷な生き残りを運命付けられる男を演じた，トム・ジェーンですが，こちらでも潜入捜査官としての長い任務を終え麗しの家族とのバカンスから，急転直下でマリアナ海溝の底まで突き落とされる悲劇の男を演じてました～

敵も味方も雄のオーラ漂わせてます，弱肉強食，切り捨て御免，容赦ない人間狩りの連続であります。

ある状況下では法律は無力，権力に刃向かうには集団よりも単体が最適で狩られるものから狩るものにシフトをチェンジし恨めしい，ハワード・セイントに天誅など生易しい物ではなく，目には目，歯には歯，家族の怨みは，お前の家族に跳ね返してやるみたいな，割と姑息な計略を使う悲劇のキャッスル元捜査官の行動力に惹かれます。

これは，復讐ではない制裁だとラストで語っていましたが，その違いは良く分かりません！

全てを終わらせどもダークヒーローとしてその身を投げ打つ覚悟は，【ダークマン】のエンディングそっくりです。

ハワード役のジョン・トラボルタは，中盤以降は，防戦一杯の雰囲気でしたが，キャッスル打倒の切り札を送り込みます，中でもザ・ロシアンとの戦闘は，白熱でしたね。巨漢から繰り出すパワフルな一撃に加えてナイフが刺さっても動じない愚鈍さに失笑，強化人間でしたね！

ハワードが，爆風に送られながら死に逝く姿に涙。ハワードの妻も性悪女でしたが，あの死はむごい。キャッスルの炎が感じられる一本でした。

私的評価
very good

お帰りは，こちらから(-` )ノ　全て別窓にしましたのでヨロシク

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STORY
裏社会を支配する資産家ハワード・セイント(ジョン・トラヴォルタ)。ある夜、彼の溺愛する息子ボビー(ジェームズ・カルピネロ)がFBIによって殺された。怒り狂うセイントは、ボビーを死に至らしめたFBI潜入捜査官フランク・キャッスル(トム・ジェーン)の一家を虐殺。家族を失ったキャッスルは、セイントを法律では十分に罰しきれないことを知り、闇の私刑執行人パニッシャーへと生まれ変わる。身を隠しているアパートの住人、ジョアン(レベッカ・ローミン=スミス)、デイヴ(ベン・フォスター)、バンポ(ジョン・ピネット)の暖かい友情に恵まれつつも、キャッスルはセイントを制裁する機会を狙っていた。一方、キャッスルが生き延びていることを知ったセイントは、2人の殺し屋、ハリー・ヘック(マーク・コリー)とザ・ロシアン(ケヴィン・ナッシュ)を送り込む。

CAST
ジョナサン・ヘンズリー　監督・脚本

トム・ジェーン・・・・・フランク・キャッスル
ジョン・トラヴォルタ・・・・・ハワード・セイント
ウィル・パットン・・・・・クエンティン・グラス
ジョン・ピネット・・・・・バンポ
ロイ・シャイダー・・・・・フランク・キャッスルＳｒ．
レベッカ・ローミン＝ステイモス・・・・・ジョアン
ローラ・ハリング・・・・・リヴィア・セイント
エドゥアルド・ヤネス・・・・・マイク・トロ
ベン・フォスター・・・・・デイブ
オマール・アヴィラ・・・・・ジョー・トロ
サマンサ・マシス・・・・・マリア・キャッスル
ケヴィン・ナッシュ ・・・・・ザ・ロシアン
ジェームズ・カルピネロ ・・・・・ボビー・セイント

原題　THE PUNISHER　上映時間　１２３分
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