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シャイニング 2008 160
シャイニング (1980) Review のっけから,不気味な音楽が鳴り響き,上空から峠道を孤独に,ひた走る一台の車が寂しく映り,これから起きる惨劇のプロローグとしては最適でしょうか。さらに全編通じてのBGMの不気味さが,恐怖に付加価値を与えています。
完成したキューブリック監督の映画を観てスティーブン・キングが原作と違うと激怒したのは,有名な話しです。その後に自らメガホンをとるのだから余程のこと何でしょうね!見終わった後にキングの怒りも解る気がしました。
シャイニング=テレパシーや未来予知の超能力みたいです。
山奥に佇むホテルにて,冬期間,雪で道が塞がるために休業するホテルの管理人の仕事に就くジャックと妻ウエンディー,息子ダニーですが,過去に血で満ち溢れた,いわく付きのホテルだったのが判明。一転恐怖のホテルに長期滞在するはめに…
当初ある人から聞いた話で【シャイニング】は,血で血を洗うような惨殺劇が繰り広げられて,滅茶苦茶怖いホラーってな事でしたが…
実際,殺される奴は,わざわざ遠方から出向いた黒人だけなのがなんだかな~?
精神的恐怖は,確かにあるけども,人が死にまくる展開を予想してただけに意外だった!
ジャック・ニコルソン,変化するのは速いが豹変するまでは遅い。と言いますか狂気に駆られる以前の素の状態で,既に異常を感じるので,顔芸は,巧みですがギャップが激しくなくて…
斧で扉を叩き割る有名なシーンに行き着いた時に,佳境なんだから,派手にぶちかましてくれると思えば,奥さんに,返り討ち,弱い…
それならばと,次のターゲットに選んだダニーに知略で完敗,年端もいかない子供に惨敗とは頭も弱かったよ。
ラストの映像は,如何にもキューブリック監督の演出。笑ってしまいましたよ。
納得いかないのは,貯蔵庫で見えざる手に,助けられるシーン。あのシーンのみの反則関与なので違和感あります。
私的評価Good お帰りは,こちらから(-` )ノ 全て別窓にしましたのでヨロシク☆ 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY ジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)は、オーバー・ルック・ホテルで支配人と会い、そこに管理人として住み込む話を進めていた。その頃、ジャックの家では、息子ダニー(ダニー・ロイド)が母親ウェンディ(シェリー・デュヴァル)と食事をしながら浮かない顔をしていた。友だちのいない彼は、自分の中にトニーというもう一人の人間を育てており、そのトニーがホテルに行く事に賛成していないのであった。その時、ダニーの目の前で幻想ともつかぬ恐ろしい光景がよぎる。それはエレベーターの扉から滝のように流れ出る夥しい量の血と、その前に立ちつくす双児の少女の不気味な姿だった。やがて、一家三人は大自然の中に建てられたオーバー・ルック・ホテルに到着し、一家三人だけの孤独な生活がはじまった。
CAST スタンリー・キューブリック 監督
スティーヴン・キング 原作
スタンリー・キューブリック
ダイアン・ジョンソン 脚本
ジャック・ニコルソン・・・・・ジャック・トランス
シェリー・デュヴァル・・・・・ウェンディ
ダニー・ロイド ・・・・・ダニー
スキャットマン・クローザース・・・・・ディック
バリー・ネルソン・・・・・スチュアート
原題 THE SHINING 上映時間 119分
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