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ブルーベリー・パイ美味いと思うけど・・・ マイ・ブルーベリー・ナイツ 2008 138
マイ・ブルーベリー・ナイツ (2007) Review 髪の色から,小物類,服飾,スイーツが色鮮やかでニューヨークのスタイリッシュと調和してます。それに負けない美しさのノラ・ジョーンズとジュード・ロウ。美男美女です。ノラ・ジョーンズの演技云々は,レイチェル・ワイズらに圧倒されてましたが,元々が,他人の人生から自分の人生を見つめ直す,自分を変える旅。立場上どちらかと言えば積極的に関与できなく傍観者だから自然体の演技なのかも。
鍵を取りに来る元彼を名目上,待ち続けながらも,ジュード・ロウの知己に満ちながらも押し付けがましくない話術に心の寄りどころを見つける過程が切なさを感じます。
男の視点から観ると,息が届くほど近いのに,どこか遠いようで,寂しさに,つけ込み空き家に押し入らない,大人の包容力と,がっついて求めない心のゆとりが,かっこいい!
旅に出た,ノラ・ジョーンズが出くわす人々が,普通じゃないんで人生勉強には,うってつけでした。髪が,絶対邪魔だろうレイチェル・ワイズが,ビッチを熱演。終止符を打った筈の夫との関係ながら,失って初めて気付くといった具合でしょうか?このエピソードでは,保安官の夫が妻の心の帰還を待ち続けてましたね。
そして,生粋のギャンブラーのナタリー・ポートマンとの出逢い,資金が枯渇したギャンブラーに金を貸すのは,やってはならない行為ですが,欲を試されましたね。先に車を担保に貰いたい場面でした。このエピソードでは,ギャンブラーの父親が,娘の帰りを待ち続けてました。
ラストは,一方通行の手紙で深まった想いが,ナチュラルに受け止めあって素敵でした。あの絵柄は,なかなか独創的なキスシーンかも。
何の約束も交わさずとも,繋がりあう。この位の信頼関係を築き上げたいとこですね。最もお互いに必ずしも友情以上を望んだ訳では無く,展開が,そうさせたんでしょう。
待たせる女,待ち続ける男。構図が面白く感じました。
私的評価Good お帰りは,こちらから(-` )ノ 全て別窓にしましたのでヨロシク☆ 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY 恋人に捨てられたエリザベスは彼のことが忘れられず、彼の行きつけのカフェに乗り込む。そんな彼女を慰めてくれたのは、カフェのオーナー・ジェレミーと、甘酸っぱいブルーベリー・パイ。それからのエリザベスは、夜更けにジェレミーと売れ残りのパイをつつくのが日課になる。しかしそんなある日、彼女は突然ニューヨークから姿を消す。恋人への思いを断ち切れずにいたエリザベスは、あてのない旅へとひとり旅立ったのだった…。
CAST ウォン・カーウァイ 監督
ローレンス・ブロック
ウォン・カーウァイ 脚本
ノラ・ジョーンズ (エリザベス)
ジュード・ロウ (ジェレミー)
デヴィッド・ストラザーン (アーニー)
レイチェル・ワイズ (スー・リン)
ナタリー・ポートマン (レスリー )
原題 MY BLUEBERRY NIGHTS 上映時間 95分
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