これが，パルムドールとは！そうなんだ～ そうですか・・・ ４ヶ月、３週と２日 ２００８ １３６

４ヶ月、３週と２日　（２００７）

Review
ルーマニアにて，妊娠４ヶ月目での堕胎を巡る混乱と騒動と受難の一部始終が、妊婦とルームメイト（女）を中心に描かれてます。

ストーリーは，極単純。妊娠したけど学生だから堕胎するしかない，だけどルーマニアでは，堕胎は罪だから，裏でこっそりやったら足下見られて，２人に大きな心の傷を残すって話ですが，

妊婦が，わがままで自己中。ルームメイトが，お人好し過ぎて，ちゃぶ台をひっくり返したくなる！つまらないパーティーシーンも，オールカットでも問題ないと思うし，意味のないシーンが多すぎる。

驚愕のラストって，ぶつ切れの結末ではなく，胎児と御対面の場面なんだろうけど，驚きはなく当事者の妊娠が，手を汚したルームメイトを差し置いてレストランで食事してるのに，いい加減ぶち切れないルームメイトの我慢強さに驚いた。裏医者から盗んだナイフで刺し殺すのかと思ったよ。

妊婦も精神的に参った部分もあるんだろうけど，体を張った恩人に対して，あの態度は解せないなぁ。

世界には堕胎が，罪に問われる国が，沢山あるんで，そういった国では衝撃的な作品なのでしょうが，日本では合法かつ宗教的制約も無いので水子の霊も恐れず，やってしまうので，心に響きにくい。

これを観るなら【サイダーハウス・ルール】の方が，サイドストーリーが，しっかりしてて良作かと思います。

私的評価
so-so

お帰りは，こちらから(-` )ノ　全て別窓にしましたのでヨロシク☆　

映画ブログランキング<(_ _)>


☆映画・洋画　部門に登録中です☆

STORY
1987年の冬のある日、チャウシェスク政権下のルーマニアで、大学生のオティリアは寮のルームメイトのガビツァとせわしくなく動き回っていた。寮を出たオティリアはホテルへ行くが、予約が入っていない事を知り、仕方なく別のホテルを取る。またガビツァの代わりにある男に会う事に。実はガビツァは妊娠しており、オティリアはその違法中絶の手助けをしていたのだ。しかし思うように事は進まず、オティリアの苛立ちはつのっていく。

CAST
クリスティアン・ムンジウ　監督・脚本

アナマリア・マリンカ （オティリア）
ローラ・ヴァシリウ （ガビツァ）
ヴラド・イヴァノフ （ベベ）
アレクサンドル・ポトチェアン （アディ）

原題　4 LUNI, 3 SAPTAMANI SI 2 ZILE　上映時間　１１３分ＩＮＤＥＸメニュー

INDEXは、こちら