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据え膳も下げなきゃならない時もある! そして,デブノーの森へ 2008 132
そして,デブノーの森へ (2004) Review 容赦なく,美しく不敵な,ファム・ファタールを,シャネルのミューズ女優兼モデルの,アナ・ムグラリスが,妖しくも惜しげもなく官能的に魅せると共に,【
あるいは,裏切りという名の犬 】のダニエル・オートゥイユと上質な大人のサスペンスを見せてくれます。
偶然,出会った筈の,ミラ(アナ・ムグラリス)とダニエル(ダニエル・オートゥイユ)出逢ってしまったら百年目ってことで,速攻で互いに求め合う,男と女。年の差も何のその激しく何度となく重ねあう体。朝,目覚めたらミラが,ホテルの部屋から出てった後で,一晩限りの情事,後腐れもなく一安心。後は,なにげに義理の息子の結婚式に乗り込めば一件落着!
ところがどっこい,甘い余韻に酔いしれてる間もなく,悪夢勃発!
親子で,兄弟になっては,いかんでしょう。これは口が裂けても喋る訳には,いけないし動揺して悟られでもしたら,惨劇必至でしたね。そこんとこの心臓の高鳴りを抑える,ダニエル渋くてクール。女が惚れるのも無理もないかな。小説家で頭も切れるし,何より絶倫でしたね。愛情表現って,それしかないのかって思うほど,食事よりも会話よりも,まずは互いを貪る姿には,ある種の感動すら覚えてしまいますよ。
後半から,スタイルが変わってミステリー主体に移行。小説家が抱える秘密がメインで,ダニエルの苦悩と,男だからこそ漏らせない,もう1つの秘密に哀愁を感じます。覚悟を決めても,やるべきことはやるのも男ならではでしょう。
疑問点は,小説家がペンネームを使ったからって,叩かれることもないような?
私的評価Good お帰りは,こちらから(-` )ノ 全て別窓にしましたのでヨロシク☆ 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY セルジュ・ノヴァクの名で素顔を隠したまま人気作家としてベストセラー小説を発表し続けるダニエルは、義理の息子の結婚式へ出席するためカプリ島へ向かう途中、ミステリアスな美女ミラと出会い一夜を共にする。翌日、式場へ赴くと、ミラこそが花嫁だった。ジュネーヴの自宅に戻ってからもミラとの情事を止められないダニエルに、ある日、密会の隠し撮りと、妻にさえ打ち明けていない過去を暴く古い写真が届く。
CAST ロベルト・アンド 監督
ロベルト・アンド
サルヴァトーレ・マルカレッリ 脚本
アナ・ムグラリス (ミラ)
ダニエル・オートゥイユ (ダニエル)
グレタ・スカッキ (ニコレット)
原題 LE PRIX DU DESIR 上映時間 109分
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Date : 2008-09-02 (Tue)
Category : 映画 サスペンス