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処女王君臨 エリザベス:ゴールデン・エイジ 2008 119
エリザベス:ゴールデン・エイジ (2007) Review ケイト・ブランシェットの,圧倒的な存在間が,光ってましたがスクリーンを支配するまでには到達してなかったように思えました( ̄ー ̄;
大航海時代,世界地図さえ作成しきれない英国を舞台に,国家間だけでなく宗教とも戦う処女王の姿が,凛々しくもありますが,反面絶対的な威厳の影に人間として女としての脆さも同居,鉄の女には徹しきれてないようです。
クイーンのエリザベスと侍女のエリザベス(ベスと呼ばれている)。年格好も似つかない二人の主従関係よりも親密な関係が,物語の中核でしょうか。
エリザベスは,英国の女王で,ある以上は自由恋愛など有り得ないでしょうし結婚をするとしたら,政略結婚が至上目的。全てイングランドの民の利益最優先ですから,最高権力者故の下民への憧れみたいな感情が伝わってきます。せめて自分が無くしてしまった若さと美貌を持つベスに自由行動の代理人として寵愛するエリザベスは,前作と変わらず人間的でした。
スペイン大使の無礼に恫喝したり,士気鼓舞の際の演説は,迫力満点ですが,気になったのは,士気鼓舞の際にクイーンが跨る白馬が右へ左へと,動き回るのは,なんとか直立不動に御してくれなかったのかな~
馬の耳に念仏かよ(´ ▽`).。o♪♪
他には,クライブ・オーウェンの見せ場の1つのスペイン無敵艦隊との海戦シーンですが,本当に史実上も,あの程度の火だるま玉砕作戦で難なくクリアしてしまったんでしょうか。
元寇かと思いましたよ(;´∀`) 人間関係の説明が,前作に比べ足りないようにも思えました。特にサマンサ・モートン演じるメアリー・ステュアートとエリザベスが,異母姉妹なのは,さりげなく伝えてくれないと,なぜメアリーやエリザベスが,苦しんだかが分からないのでは?
エリザベスが,現在の英王室を見たら,全員処刑なのでは?
私的評価Good お帰りは,こちらから(-` )ノ 全て別窓にしましたのでヨロシク☆ 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY 25歳でイングランド女王に即位したエリザベス。父王ヘンリー8世の遺志を継ぎプロテスタントの女王として即位したが、国内にはカトリック信者が大勢おり、不安と憎悪が渦巻いていた。その頃、ヨーロッパ列強はイングランドを占領すべく狙っており、スペイン国王フェリペ2世はことあるごとに圧力をかけてきた。さらにカトリック派のスコットランド女王メアリー・スチュアートの存在も火種となっていた。
CAST シェカール・カプール 監督
ウィリアム・ニコルソン
マイケル・ハースト 脚本
ケイト・ブランシェット (エリザベス女王1世)
ジェフリー・ラッシュ (フランシス・ウォルシンガム)
クライヴ・オーウェン (ウォルター・ローリー)
リス・エヴァンス (ロバート・レストン)
ジョルディ・モリャ (スペイン国王フェリペ2世 )
アビー・コーニッシュ (ベス・スロックモートン)
サマンサ・モートン (スコットランド女王メアリー)
原題 ELIZABETH: THE GOLDEN AGE 上映時間 114分
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