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ロスト・ハイウェイってホテルの名前だったとは!? ロスト・ハイウェイ 2008 117
ロスト・ハイウェイ (1997) Review 序盤は,台詞も極端に少なく静かな展開で,どっと眠気が押し寄せてまいった。
眠気ざましのコーヒーよりも,中盤から主人公が,若いイケメン修理工ピートに変わり,エディーという名の街の顔役,実体は,ギャングが登場してからストーリーの性格が,それまでの,平穏な流れから激流へと様変わりして目覚めました(・ω・)/
車の調整がてらドライブを楽しむエディの車をあおってしまったが為に,車は思いっきりカマを掘られボコボコ,更に停車後,引きずり降ろされ体もボコボコと地獄を味わう男の悲劇に笑ってしまった~
いかにもギャングの女で娼婦上がりといった感じの金髪で激しいルックスを持ちフェロモンを撒き散らすアリス(パトリシア・アークエット)の誘惑。パトリシア・アークエットは,こんな役が似合います!さすがニコラス・ケイジの元妻(全く関係ないですが~)
代償が,高いのは知れたことでしょう。それでも,据え膳を食べてしまうのが,男の性とはいえ浅はかです( ´ー`)
その結果,始まる快楽と逃避行。ラブストーリーかとも思わせますが,都合が良すぎで,ピートが時折フラッシュバックする姿を見て,この世界は,妄想なんだろうなと。写真や言葉でさりげなくヒントは,提出されてますが,よく考えれば妻を殺し死刑囚として投獄されてるビル・プルマンが,簡単に出られる訳もなく,その時点で怪しいんでしょうが,リンチ監督だけに超常現象の一言で説明をつけられそうでね。
結論的に浮気を続ける妻への嫉妬心から愛人もろとも殺害。罪の意識と自分は,殺していないと思いたい一心で,現実逃避に走り自分の都合のいい世界を妄想として造り上げたものの,結末まで思うままに,演出できず無限回廊に迷い込むビル・プルマンの狂気の成れの果てでしょう。
死刑執行まで,延々と繰り返されるならば,生きたまま地獄に落とされたも同然ですよ。
それにしても,複雑!【マルホランド・ドライブ】よりは,シンプルですが,こちらの方が難解に思えた。
完璧に解らなくても,面白いと感じる映画ではありましたね。
私的評価Good お帰りは,こちらから(-` )ノ 全て別窓にしましたのでヨロシク☆ 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY 夜のハイウェイ……「ディック・ロラントは死んだ」……早朝。サックス奏者のフレッド(ビル・プルマン)は玄関のインターフォンでその声を聞く。翌朝。妻のレネエ(パトリシア・アークェット)が玄関にあった封筒を彼に渡す。中には1本のビデオが。中身は夫妻の家の玄関前だった。次の日の朝もビデオが。今度は夫妻の寝室と、眠る二人の姿が映っていた。警察を呼んだが、打つ手は別にない。その夜、レネエの友人アンディのパーティにて。白塗りのミステリー・マン(ロバート・ブレイク)がフレッドの前に。「私はあなたの家にいる……」フレッドが彼の言うまま、自宅に電話してみると、目の前の男の声が自宅から響く。アンディに聞くと、彼はディック・ロラントの友人という。混乱したまま帰宅したフレッドに、またあのビデオが出現。映っていたのは何とレネエのバラバラ死体……意識が寸断したまま、フレッドはいつしか警察にいた。
CAST デヴィッド・リンチ 監督・脚本
ビル・プルマン (フレッド)
パトリシア・アークエット (レネエ/アリス 2役)
バルサザール・ゲティ (ピート)
ロバート・ブレイク (ミステリーマン)
ロバート・ロジア (ミスター・エディ)
原題 LOST HIGHWAY 上映時間 135分
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Date : 2008-08-12 (Tue)
Category : 映画 サスペンス