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タランティーノ製作総指揮・ゲッコー兄弟もカメオ出演! フェティッシュ 2008 115
フェティッシュ (1996) Review 監督では無い物の,ものの見事にタランティーノ映画してるんです。
監督は傀儡なんじゃないだろうか(;´∀`)
連続首刈り殺人事件が,勃発する中で,一時も暗くジメジメさせずに,ラテン音楽をかき鳴らして速攻でブラックな笑いを提供する技術はさすがとしか言いようがないです。オープニングを観た瞬間から,タランティーノ信者には,たまらない感じです!
ストーリー的には,富豪女性ばかりを,狙いナイフで,死なない程度にナイフで刺しまくり,弱っていく姿に快楽を感じつつ,メインディッシュに日本刀で首を切断するブルー・ブラッド・キラー。日本刀は,タランティーノの好物ですよね!
元来,殺人事件好きのガブリエラは,ギロチンで首を斬られた生首が,最期の瞬間に喋るかどうか,疑問を感じ,ブルー・ブラッド・キラーの事件を扱うかも知れないんで,殺人事件の現場を掃除する会社に勤めるのですが…
拳銃で頭を撃ち抜かれ床一面に,ぶちまかれた脳みそや,壁や絨毯にまで,染み込んだ血液や体液を痕跡を残さず,綺麗にしないとクレーム発生となる厳しい仕事。
とことん割り切るか,闇サイトに掲載されるような,よっぽどのマニア向けでしょうか?
やっぱり,生物はキツイっしょ! 死臭漂う人とか後ろ指さされたくないし(^_^;) まぁサスペンス要素も半分位ありますが,ブラックコメディ主体なので,犯人探しが,目的ではありません。
かといって,何事も起こらない訳も無くガブリエラにとっての幸運は,向こうからやってきます。
ラストの,ガブリエラとブルー・ブラッド・キラーの会話基調の殺人進行予想が,ラテン系のノリと剣の舞をしながら,ズバズバ言い当てる!刺してしまえばいいものを!
類は友をよぶ。波長が近いようなんで付き合ってみれば,ベストな関係になれたかもね。
そして,生首は喋るか否かの答えを運良く手中に収めた,ドジなモルモットで躊躇なく実験をして結果をだす姿が,笑えました。音声録音でなく映像じゃなければ証拠にならないだろうが( ´ー`)
主演女優のアンジェラ・ジョーンズは,【パルプ・フィクション】で,ブルース・ウィリスを,タクシーに乗せた,殺人に興味を持つドライバーを演じていたそうです。繋がりが,ありそう。
あの【フロム・ダスク・ティル・ドーン】のゲッコー兄弟も,劇中のニュース番組で行方不明者扱いにされてましたよ!? 実際は,此の世の物とは思えない超弩級のすんごい事件に相まみえてるなんて露知らずなんでしょうね?マスコミ報道の裏を読むのも大事と教えてもらいましたよ(´∀`)
【フォー・ルームス】みたいなオムニバス形式では無く範囲を絞っているのも,好感でした。
私的評価Good STORY フロリダ州。ガブリエラ(アンジェラ・ジョーンズ)は幼い頃に、目の前で男が射殺されるのを目撃して以来、死にとりつかれている。殺人現場の清掃を専門に請け負うPFCS社のCMを見た彼女は、憧れの殺人現場に行けるかもしれないと思って社長のロジャー(バリー・コービン)に掛け合い、掃除人として採用される。その頃、有閑マダムばかりを狙う連続殺人犯“ブルー・ブラッド・キラー"が、マイアミを騒がせていた。
CAST レブ・ブラドック 監督・脚本
アンジェラ・ジョーンズ (ガブリエラ)
ウィリアム・ボールドウィン (ポール)
バリー・コービン (ロジャー)
メル・ゴーラム (エレナ)
ブルース・ラムゼイ (エドアルド)
ロイス・チャイルズ (カトリーナ・ブラント)
原題 CURDLED 上映時間 89分
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Date : 2008-08-06 (Wed)
Category : 映画 コメディ