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困ったときのサタン頼み コンスタンティン 2008 112
コンスタンティン (2005) Review ジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)が,地獄と天国の均衡を司るエージェントとして戦う,オカルト・ホラーアクション。【マトリックス】よりも,こちらの方が好きです。
奥行きを感じさせる世界観が,素晴らしい。地獄の描写もありきたりの表現で終わらない新しい地獄絵図を見せてくれました。悪魔と戦う武器もメガテンチックで,いかにも対悪魔戦線向けオカルトウェポンでデザインもツボ!
レイチェル・ワイズも,双子の強力霊感姉妹を持ち前の行動力豊かな演技を存分に発揮していました。ストーリー的には,標的・媒体・人間界の門として彼女を中心に回りますが,対抗しりうる能力は薄いってか無いのが残念だね。
大天使ガブリエル(ティルダ・スウィントン)の高圧的ながらも高い知性と威厳を感じ出演シーンは,少ないものの大天使でありながら地獄に突き落とすかのような痛烈な皮肉と,一種独特な風格が優雅でありました!
ラストで神に見放され翼を,もぎ取られ人間に堕ち,コンスタンティンに殴られた後の,初めての苦痛を味わう顔の表情が,痛みヴァージン的表情で素晴らしい(´∀`)
天国行きか地獄行きかのルシファーとコンスタンティンの駆け引きが,面白いです。息子のマモンが似ても似付かない餓鬼みたいな悪魔に描かれてるのは,違い過ぎるとはいえ,あまりに強力な魔王マモンそのままで登場させてはバランスが崩壊してしまいそうです。
幾ら強がった所で地獄での永遠の責め苦は,勘弁して欲しいですからね~
ルシファーは,気付かない内に,便利な何でも屋として活用され手玉にされまくってましたね!
しまいには,心霊手術まで施してましたから
(≧▽≦)
エンドロール後の墓場から,飛び立つ天使は,ガブリエルの所業に対する,神の謝罪と捉えて良いんでしょうか?
私的評価very good STORY 悪魔を見分ける特殊能力を持ったジョン・コンスタンティンは、人間界に潜む悪魔を地獄へ送り返し続けている。その体は末期ガンに冒され、余命は1年。悪魔祓いの最中、不穏な空気を感じたジョンは、地上を成立させている、天国と地獄の均衡が崩れかけていることを知る。同じ頃、妹の自殺に不審を抱く女刑事アンジェラが、ジョンに協力を頼んできた。妹、イザベルの手首には、サタンの子マモンの印が刻まれていた…。
CAST フランシス・ローレンス 監督
ケヴィン・ブロドビン
フランク・カペロ 脚本
キアヌ・リーヴス (ジョン・コンスタンティン)
レイチェル・ワイズ (アンジェラ・ドッドソン/イザベル・ドッドソン)
シャイア・ラブーフ (チャズ)
ジャイモン・フンスー (パパ・ミッドナイト)
マックス・ベイカー (ビーマン)
プルイット・テイラー・ヴィンス (ヘネシー神父)
ティルダ・スウィントン (天使ガブリエル)
ギャヴィン・ロズデイル (バルサザール)
ピーター・ストーメア (ルシファー)
原題 CONSTANTINE 上映時間 121分
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