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壮絶・・・・・・・・・・!! スカーフェイス 2008 098
スカーフェイス
Review 俺は仁義を重んじるなどと言いながら,自分のボスの女に公然と手を伸ばす,ギャング,アル・パチーノ。妖精のように美麗な当時のミシェル・ファイファーでは納得ですが…
仁義ないかも(;´∀`)
ギャングも,ボスまで成り上がれば,経営者。向き不向きが,ありますが【スカーフェイス】でのアル・パチーノは,中盤までの田舎侍でありながらも野武士を思わせる自由な狂犬振りの方が,らしさがありました。
見所が,序盤・中盤・ラストと,きちんと定まっているのが,好感色。
オープニングで罠にかかり舎弟が,チェーンソーでバラバラに切り刻まれる姿を,見せ付けられて次は,自分の番となっても,命乞いなどしないのは,さすが!中盤の三分の衝撃も,やるならばトコトンで殺しの美学です。全体にアル・パチーノの演技が冴え渡りますが,オープニングとラストの演技が,際立ってました。
花火のように華々しく銃弾を撒き散らし,
ひとしきり暴れまくりながら,有無を言わさず散っていく姿は,
殺される美学!! 殺されながらも,かっこいいのだから,美学と言わざるを得ないでしょう!
ギャング映画に付き物の盛者必衰が,ありありと描かれてます,チンピラから始まり急速に成り上がり初心を忘れて金の渦に飲み込まれ,酒・ドラッグ・女と快楽に溺れハングリー精神を失い一気に足を刈られるのは,人生の教訓と言えそうな勢い。この分野が好きな方なら堪能できそうですね。





私的評価
very good
STORY80年5月、キューバは反カストロ主義者をアメリカに追放した。その中には政治犯の他にトニー・モンタナ(アル・パチーノ)、マニー・リベラ(スティーヴン・バウアー)のような前科者もいた。彼らはマイアミの高速道路下にもうけられた移民キャンプに送られた。3カ月後、キャンプ生活に飽きて来たトニーは、政治犯レベンガの殺しを頼まれて実行する。数週間後、トニーとマニーはマイアミで皿洗いをしていた。そこにレベンガ殺しを依頼したフランク(ロバート・ロッジア)の部下オマーが、仕事を持って来た。あるモーテルに行き、コカインの取引きをしてこいというものだったが、相手は金を横取りしようとした。一瞬の隙をついてトニーは、敵を皆殺しにする。
CASTブライアン・デ・パルマ 監督
オリヴァー・ストーン 脚本
アル・パチーノ (トニー・モンタナ)
スティーヴン・バウアー (マニー・リベラ)
ミシェル・ファイファー (エルヴィラ)
ポール・シェナー (ソーサ)
ロバート・ロジア (フランク・ロペス)
メアリー・エリザベス・マストラントニオ (ジーナ・モンタナ)
F・マーレイ・エイブラハム (オマー)
原題 SCARFACE 上映時間 170分
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