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もう地底人になるしかないね バイオハザード III 2008 094
バイオハザード III Review 【バイオハザード2】終了時の世界から,確実に何年間か飛んでるのは,分かりますが前作からの繋がりが,希薄ですね。ジルもいない,アリスもいない。名前すら懐古されない。アリスの空白期間の説明ゼロ。極めつけは,いくら人間の大多数が,地上から姿を消して街が放置されたとはいえ,核戦争が世界的に巻き起こったかのような突然の砂漠化には,驚いてしまった。
アリスの戦闘シーンは,今作では,銃も使いつつも牛刀二刀流がメイン。相変わらずの無敵振りに加えてサイキックを要所で使い,ゾンビ達は,なんの障害にもならない印象。空一面を覆うゾンビカラスの群れを焼き払うシーンは,爽快感ありました。
それにしても,ゾンビ達は,とろいし知性も無く,凶暴性も【28週後】などに比べると低めでセールスポイントが無いですね。不思議なのは砂漠にあるアンブレラの地下基地を囲むゾンビ達の群れが鉄柵を壊さないとこですよ。あの程度のちゃちな鉄柵などゾンビパワーなら壊すのは容易いはずなんだけど?
疑問点は,他にも多数。まずコンテナに詰め込まれた強化ゾンビ軍団ですが,いくら何でも入りすぎですよ。奴らをどうやってギュウギュウに押し込んだのかも不明で全員が同じ風体だし奴らは,養殖ゾンビ軍団ですか?
そもそもアンブレラが,地上の覇権を取り戻したいならクローンアリス達を100%操る術を考えてバラまいた方が,遥かに早いし,結局はゾンビ達を処理しなければ明日がないならばアリスと協議して一時休戦の上でDNAを戴くなどの方法を考えるトップが居ないのが情けないです。
バイオハザードの世界観が崩壊しましたね。クレアも名前のみゲームから持って来るくらいなら,全員オリジナルキャラで良かったかも。
私的評価ordinary STORY ラクーンシティに広まったTウィルスの感染は、数年後には世界中へと広まっていた。アンデットに埋め尽くされた地上は砂漠と化し、わずかな生存者が限られた資源でその日暮らしをしていた。そんな状況下、ウィルス蔓延の元凶であるアンブレラ社による人体実験後、監視衛星に追跡されているアリスは、立ち寄ったガソリンスタンドで、赤いノートを手に入れる。ノートにはアラスカは感染が及んでいない安息の地だと記されていた…。
CAST ラッセル・マルケイ 監督
ポール・W・S・アンダーソン 脚本
ミラ・ジョヴォヴィッチ (アリス)
オデッド・フェール (カルロス・オリヴェイラ)
アリ・ラーター (クレア・レッドフィールド)
イアン・グレン (アイザックス博士)
アシャンティ (ベティ)
クリストファー・イーガン (マイキー)
ジェイソン・オマラ (アルバート・ウェスカー)
マイク・エップス (L.J.)
原題 RESIDENT EVIL: EXTINCTION 上映時間 94分
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