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そうか奥菜恵は,発症しないんだね 28週後... 2008 092
28週後... Review 走るゾンビは,最近のトレンドなのか,ゾンビも,まったりと構えてられないようで,噛まれて感染した直後から,老いも若きも取り憑かれたように走る走る全力疾走ですよ!
走るゾンビをゾンビと定義付けて良いのかどうかは,疑問ですが,この映画のゾンビも実態は,ファンタジーでのアンデットモンスターの部類ではなく菌によってバーサーカー並みに血が騒いでる病人だから問題ないのか。
オープニングから,既にクライマックスかと思わせるほど,阿鼻叫喚の高速鬼ごっこ。二の腕が噛みちぎられたり正視出来ないような描写も手持ちカメラによるブレと余りに速すぎて恐怖すら次々に視界から流れて行くようでした。ロバート・カーライルの見事なトンズラには感動すら覚えますよ。許されざる者なんでしょうけど,裏切りというよりは,しょうがない感じではありましたね。
せっかく逃げ切って残された子供に再会したのに,まさか姉弟に,よって地獄に引き戻されるとは皮肉。
そこからが,悲惨の極地で人もゾンビも無差別大量虐殺。
コードレッドによって誰彼構わず撃ち殺される人々。ヘリのローターで,手足首をもぎ取られるゾンビ達。なんだか人間の怖さを全面に出してるようでダニー・ボイル色に思えました。
連鎖的家族崩壊。病院にて死地に置きざりにしながらも妻がオッドアイを持ち抗体を備えていた事によって奇跡的に再会するも,罪悪感と不信感からか,ぎこちない夫妻のキスから始まり。抗体を持たない夫が半狂乱から,一気に発症。妻,目玉を潰され喰われ無惨。さらに父から子へ。子から父へと,繰り返される悪夢。まるで救いが無いのが,リアリティを感じます。
ラストは,母親より遺伝したオッドアイを持つ弟ですが,完全な抗体を受け継いでいなくて着陸後に発症したのか?何らかのアクシデントで姉もしくは,操縦士が発症したのかは謎ですが,いずれにしろ【28ヶ月後…】にもつれ込む様相でしたね。
私的評価very good STORY 感染すると凶暴性を引き起こし、ほかの人間を襲うようになるレイジ・ウィルスが猛威をふるう中、ドンは妻のアリスらと山荘に籠っていた。ある日、子供を追ってきたウィルス感染者たちに襲撃され、アリスは退路を断たれてしまう。ドンはそんな妻を見捨て、命からがらボートで脱出する。そしてウィルス発生から28週後、ロンドンでは軍の厳重な監視のもと、再建が始まっていたのだった。
CAST フアン・カルロス・フレスナディージョ 監督
フアン・カルロス・フレスナディージョ
ローワン・ジョフィ
ヘスス・オルモ
E・L・ラビニュ 脚本
ロバート・カーライル (ドン)
ローズ・バーン (スカーレット)
ジェレミー・レナー (ドイル)
ハロルド・ペリノー (フリン)
キャサリン・マコーマック (アリス)
マッキントッシュ・マグルトン (アンディ)
イモージェン・プーツ (タミー)
イドリス・エルバ (ストーン大佐)
原題 28 WEEKS LATER 上映時間 104分
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