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ロシアより愛をこめて バースデイ・ガール 2008 070
バースデイ・ガール Review ニコール・キッドマン見たさに借りました。ジャケット裏の説明を読むと官能サスペンス風なのに,なんとラブコメサスペンスでした。
オープニングは,勤続10年で堅物の銀行員ジョン(ベン・チャップリン)というホモくさい男が,ペチャクチャ喋りながらネットの『ロシアより愛をこめて』って和訳されるサイトで,花嫁探しを展開,さすがに銀行員だけあり,選り取り見取りです。婚約指輪持参のナディア(ニコール・キッドマン)をゲット。しかし,実際会って見ると,会話による意思疎通を希望していたジョンの要望とは裏腹にロシア語しか喋れないナディア。
考えた末,ナディアを諦めて本国に送り返そうとするジョンですが,そうはさせじと,ジョンの性癖を突き止め女の武器を繰り広げます。緊縛マニアとは,マニアックな変態君ですね。相変わらずニコール・キッドマンの美貌が,光ります。完璧なルックスで夜も昼も仕事人。スペシャリスト,見事に要望に応えてますね。あれではタジタジで追い払う気にはならないのも頷けます。
その後,ナディアのバースデーをキッカケにロシア人の男二人が乱入。それ程,悪人面ではなくても怪しいことこの上ない…
内気なジョンが,居座る男をやっと追い出す決意をした翌日に,お決まりの事件勃発で物語が,動き出します。ピンチに陥ると堅物でもタコのように柔軟化しますね~
まして,愛する未来の妻の為ならエンヤコラてな具合で札束抱えて帰って来るわけですよ。健気です。
その後の,ややこが居るのに激しくナディアと格闘するのは,ご愛嬌でしょうか。知らないから,しょうがないんですけど…
後半は,無精髭にスーツでホモっぽさが消え,いきなり男らしくなったジョンの炎の逆襲劇ですが,腕っ節の無さは,変わらないのに武器がフェイクではね。コメディだからしょうがないですが,銃は無理でも角材位は最低所持して下さい。
大々的に報道され警察に追われながらピンチなしってのも現実離れしてますが,ラストシーンも,難なくヴァンサン・カッセルも追ってきた割には,あっさりでラブコメ的ラストでした。もっとも監督はラブコメを制作した気は,さらさら無かったようですが。
ニコール・キッドマンも脱ぎ損の感もありますね~
因みに『ロシアより愛をこめて』と検索しても関連サイトに当たらないですから!
私的評価ordinary STORY イギリス。勤続10年の真面目で孤独な銀行員ジョン(ベン・チャップリン)は、人生を変える決心をし、動画つき出会いサイトでメール・オーダー花嫁の注文をする。やがてやってきた花嫁は、美しいロシア女性ナディア(ニコール・キッドマン)。全く英語を話せない彼女だったが、愛にあふれた生活が始まった。そんなある日、ロシアからナディアの従兄と称するアレクセイ(ヴァンサン・カッセル)と、その友人ユーリ(マチュー・カソヴィッツ)がやってくる。粗野で乱暴な彼らは、ナディアを人質にジョンを脅し、彼に勤務先の銀行を襲わせてしまう。
CAST ジェズ・バターワース 監督
トム・バターワース 脚本
ニコール・キッドマン (ナディア)
ベン・チャップリン (ジョン・バッキンガム)
ヴァンサン・カッセル (アレクセイ)
マチュー・カソヴィッツ (ユーリ)
原題 BIRTHDAY GIRL 上映時間 94分
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Date : 2008-05-06 (Tue)
Category : 映画 コメディ