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キング流,絶望劇 スティーヴン・キングのデスペレーション 2008 063
スティーヴン・キングのデスペレーション Review スティーブン・キング原作のオカルトスリラー。
いかにも,きな臭く強面の保安官に罪をでっち上げられデスペレーション市外の独房に続々と連れ込まれる老若男女ですが,選ばれた割には,何の因果か分からない人物も含まれてました。殺害される存在がいなくては,しょうがないんでしょうね。
神と憎悪の塊との代理戦争みたいなストーリーで,妙に達観した少年が印象的。スティーブン・キングのオカルトは,神がらみが多いですね。
デスペレーション
とは,絶望という意味で,映画上では街の名前。こんな夢も希望も無い街には,住みたくないです。ただし特典として,犬が,沿道にズラリと並んでお出迎えとか,巨大蜘蛛や蛇も歓迎してくれます。掴みの猫の張り付けは,誰がやったんでしょうね。いくら自在に昆虫や動物を操る能力がある,タックと呼ばれる憎悪の塊とはいえ,猫に張り付け自殺をさせるのは,困難な問題だろう(´∀`)
中盤までは,テンポも悪く神の使いが,石鹸などというローカルなアイテムを与えなければ,そのまま全滅だったのか。人を集める目的が弱いなぁ・・・・
石鹸の泡で体を包み,鉄格子を突破なんて無茶だし,コント???
終盤は,体を乗っ取り追い掛け媒体の体を崩壊させながらもる迫り来るタックと,被害者達の攻防でそれなりに盛り上がりを見せるも,突き抜けないですね~
ラストは,タックに呼び寄せられ,中枢へと下った割には,あっさりしてやられすぎ。もっと,しつこく抵抗しても良かったのでは?
フルフェイスヘルメットで霊魂が口から体内に入り乗っ取られるのを防ぐってのは,考えもしなかったなぁと( ̄○ ̄;) 霊魂を反射してましたからね,物質を通さないようで,マスクで充分対応出来たのでしょうか。
キングのB級作品でしたね。当たり外れ多いです…
見分け方は,一人でも,有名俳優が出演してるかどうかではないでしょうか?
私的評価so-so STORY バイクでアメリカ横断の旅を続けていた老作家マリンヴィルは、荒れ地のハイウェイで無法警官に暴力をふるわれ、廃墟のような町デスペレーションへと連行された。留置場に監禁された彼は、そこで同じように狂気の警官…エントラギアンに拉致された人々と出会う。その中の1人、幼い少年デヴィッドは、敬虔な祈りによって神の声を聞くという不思議な力を持っていた。やがて祈りを捧げる彼の前に、エントラギアンに殺された妹の幻影が現われ、鉄格子を脱出するヒントを与えるのだが…。一方、連絡の途絶えたマリンヴィルを探すマネージャーのスティーヴは、ヒッチハイカーの女性シンシアと共にデスペレーションの町へと近づきつつあった…。
CAST ミック・ギャリス 監督
スティーヴン・キング 原作・脚本
トム・スケリット (マリンヴィル)
スティーヴン・ウェバー (スティーヴ)
アナベス・ギッシュ (マリー)
ロン・パールマン (コリー)
シェーン・ハボーチャ (デヴィッド)
ケリー・オーヴァートン (シンシア)
マット・フルーワー (ラルフ)
原題 DESPERATION 上映時間 132分
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