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ジグソウ死すとも,事件は会議室で見るんじゃない、現場で見るんだ! ソウ4 2008 046
Review 毎度の,えげつなさが光るシリーズですが,練り込みは感じます。今回は,いつもの時系列ずらしがラストで炸裂し完全に騙されました。ジグ
ソウ 死すとも最前列至上主義は,変更無しの模様。高みの見物は,有り得ないらしい(^-^)/
シチュエーションサスペンスの元祖だけあって,面白いか面白くないか別としても,毎回違ったシステムの試みをしてますね。基本の救済という名の拷問ゲームは,相変わらずの様相ですが,今作はギミックに重きを置いてないのか,あまり凝った細工では有りませんでした。直視も充分可能でしょう。ジグ
ソウ の死体解剖シーンは,昔テレビで見たインチキ宇宙人の解剖シーンに見えて笑えました。頭皮の剥がし方が死体とはいえ豪快すぎます。
オープン戦の目を縫われた男vs口を縫われた男は,目が見えない方が不利すぎると思いました。オープン戦だけに肩慣らしといった具合でしょうか?
【
ソウ 】【
ソウ 2】が犠牲者視点【
ソウ 3】は,ジグソウ陣営の内幕と後継者探し【ソウ4】は,ジグソウの過去と後継者決定と言った概要でしょうか?
辻褄は,3でのアマンダの回想シーンから考えると若干ズレてると思うのですが,良く3のエンディングから繋げることが出来たものだと感心しました。【ソウ3】の過去でも未来でもなく○○進行形とは,予想外でしたね!
今にして思えば,【ソウ3】のラストでジグソウからアマンダへの手紙には,アマンダが何らかの病気か毒によって女医の協力無しで生きられない事を明記した内容の他にも【ソウ4】の協力者の立場をも記載されていたのでは?など思ってしまったりします。いずれにしても今回リックは,ゲームを辞めようと思えば辞めれたようにも思えました。勿論辞めてしまえば,あらゆる状況証拠から彼が罪を被ることに間違いはないのですが,これまでの逃れられない状況でのゲームとは一線を画してました。別れたばかりの恋人の写真を先々で見せつけ脅しをかけてたのもあるのでしょうが,リック自身の心にもジグソウが居たような気がしてなりません。彼が観客目線ならば彼の行為を許せる僕もジグソウ信者なのかも!
今作でジグソウが狂気のゲームをする動機になる知られざるドラマの公開そして【ソウ4】以前のキャラクターの全てに一応の結末が用意されたので最終作と目される【ソウ5】は,どうやって引っ張るんでしょうか疑問ですし楽しみ♪
私的評価Good STORY 連続殺人鬼ジグソウことジョン・クレイマーの解剖中の遺体から蝋で固められたマイクロテープが発見され、担当刑事のホフマンは新たなゲームが仕掛けられていること知る。一方、ジグソウ捜査の第一人者だったケリー刑事までもが惨殺され、相次ぐ犠牲者にSWAT隊長リッグの怒りは頂点に達していた。現場に駆けつけFBI捜査官ストラムとペレーズは弟子のアマンダ以外にもジグソウに協力者がいるはずだと指摘する。
CAST ダーレン・リン・バウズマン 監督
パトリック・メルトン
マーカス・ダンスタン 脚本
トビン・ベル (ジグソウ)
スコット・パターソン (ストラム捜査官)
ベッツィ・ラッセル (ジル)
コスタス・マンディロア (ホフマン刑事)
リリク・ベント (リッグ刑事)
アシーナ・カーカニス (ペレーズ捜査官)
原題 SAW IV 上映時間 93分
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Date : 2008-03-28 (Fri)
Category : 映画 サスペンス
Tags : ソウ