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ザ・シューター/極大射程 2008 032
ザ・シューター/極大射程 Review 日本版ジャケ写からは,大味で火薬量に訴えたアクションを連想させたのですが,違ってました。実は知的系アクションがっちり目を見開いてないと置いていかれますから注意!
オープニングのスワガー(マーク・ウォルバーグ)が,観測手と共に遠く
離れた目標の着弾点付近の風を読みタイミングを計りながらスワガーのスコープに入った者全てに命中即死させるスナイパーの技に唸りました。まるでデスノートに名前を書かれたかのように百発百中! 暗殺者の醍醐味に近いように思えました。どんな雑魚にも家族は,居るんでしょうけど情け無用の世界,戦場たる所以です。躊躇えば死あるのみか!?雑魚から見ればスワガーは,卑怯者じゃないでしょうか?やけに頭がスカスカ涼しいと思ったら頭部が半分無かったとか宣戦布告も無いから戦々恐々大パニック必至でしょう。
スナイパー格好良すぎの印象を充分に感じさせた後にシーン移動。
そこから,軍の元大佐一派の術中にまんまとハマり暗殺者としてアメリカ全てを敵に回すまでの過程が早くて理想的アクション映画像でしたが,大統領が死のうが生きようが軍に裏切られたスワガーには,どうでも良いようにも思えなくも無いのですが,体に流れる軍人として国家に忠誠を尽くそうとするDNAがそうさせるのかも!最もスワガーに取っては愛犬の復讐が一番の動機なのかも!
序盤戦のハイスピードの展開に比べて中盤は,余り意味が無いヒロインを出したり中だるみで長い冬のようでした。そこから再び目覚める訳ですが…
上院議員とか,真犯人とか,登場人物がわっと増えて取り残されそうでしたが,基本的に映画の世界では上院議員は,悪代官的存在なので彼のそばにくっついてる奴らは,全て悪人と認定して自己解決に至りました。
ラストは,殺しの免罪符付きとは言え,もう少し遠目から殺って欲しいとこでした。スナイパーなんだしね。床下からの狙撃など必殺仕事人さながらでしたが,とどめがど派手で台無しか~
個人的に雪山での狙撃で腕を吹っ飛ばしたシーンが最高でしたね♪
私的評価Good STORY 元海兵隊の名狙撃手、スワガー。軍を退いて山奥で暮らしていた彼の元を、退役したジョンソン大佐らが訪ねてきた。彼は大統領暗殺の動きがあることをスワガーに話し、その阻止を手伝ってほしいという。スワガーは大統領の遊説先を狙撃手としての経験を活かして調査し、唯一と思われる狙撃ポイントを発見。演説当日も大佐らとともに、現場の見張りについた。すると銃声が鳴り響いた…撃たれていたのはなぜかスワガー自身だった。
CAST アントワーン・フークア 監督
スティーヴン・ハンター 原作
ジョナサン・レムキン 脚本
マーク・ウォールバーグ (ボブ・リー・スワガー)
マイケル・ペーニャ (ニック・メンフィス)
ダニー・グローヴァー (アイザック・ジョンソン大佐)
ケイト・マーラ (サラ・フェン)
イライアス・コティーズ (ジャック・ペイン)
ローナ・ミトラ (アローデス・ガリンド)
ネッド・ビーティ (チャールズ・ミーチャム上院議員)
ラデ・シェルベッジア (マイケル・サンダー)
原題 SHOOTER 上映時間 126分
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Date : 2008-02-19 (Tue)
Category : 映画 アクション