グエムル -漢江の怪物- ２００８ ０３１

グエムル -漢江の怪物-

Review
自然を馬鹿にしてると思わぬ，しっぺ返しを食らうと言うのを，ひしひしと肌で感じさせてくれますね。川に不法投棄はいかんでしょう。しかし…

凄い新種を造り出してくれますね。ホルムアルデビドは，シックハウスの原因物質で環境ホルモン。あれだけの大量投棄で突然変異を誘発させましたか，くわばらくわばら

単なる怪物映画と侮ってはいけませんね。漢江に突如現れ群集に向かって突進突入，縦横無尽に暴れのた打つ怪物もなかなか笑わせてくれたのですが，１番の見所は，怪物では無く家族の再結集と絆の深さ，韓国人の父親と子供の関係は，儒教の影響か日本人のそれとは違って見えます。笑いあり涙ありアクションありですが，大事な部分は，シリアスにがっちり押さえて良いのでは無いでしょうか。命懸けですからね。父親は，流石に一家の長。全財産かけて孫の危機を救おうとしますし，姪の為なら体を幾らでも張る兄弟達も涙物でした。そして１番切迫してる状況の娘もまた人助け。命懸け３重奏！

ラストは，意外でした。当然完全なるハッピーエンドと予測したのですが…　

そうは問屋が卸さないのが韓国流なのか～

それでも命は紡がれて救いが出来たように思えました。

エンディングのニュースで流れるウィルスは，イラク戦争のアメリカに対する強烈な皮肉にも取れました。

ブッシュに，見せたい映画です！

続編も製作されてるようです。。。

私的評価
very good

お帰りは，こちらから(-` )ノ

映画ブログランキング<(_ _)>

☆映画・洋画　部門に登録中です☆

STORY
ソウル市内を流れる川、漢江のほとりで売店を営む一家がいた。家長ヒポンの長男カンドゥは、いい大人なのに店番すら頼りにならないが、娘のヒョンソを愛する気持ちは人一倍強かった。行楽客でにぎわうのどかな午後、人だかりのする方へ行ったカンドゥンは、橋にぶら下がり、うごめく大きな”何か”を目撃する。そして”何か”は土手に這い上がり、あっという間に人々を襲って喰い始めた。そして逃げる途中、娘のヒョンソはその怪物にさらわれてしまう。その夜、一本の電話がカンドゥンにかかってきた。「おとうさん、助けて…」。

CAST
ポン・ジュノ 監督

ポン・ジュノ
ハ・ジョンウォン
パク・チョルヒョン 脚本

ソン・ガンホ （パク・カンドゥ）
ピョン・ヒボン （パク・ヒボン）
パク・ヘイル （パク・ナミル）
ペ・ドゥナ （パク・ナムジュ）
コ・アソン （パク・ヒョンソ）
イ・ジェウン （セジン）
イ・ドンホ （セジュ）

原題　怪物　上映時間　１２０分
ＩＮＤＥＸメニュー

INDEXは、こちら