ほえる犬は噛まない ２００８ ０１４ 青龍賞/新人女優賞受賞作

ほえる犬は噛まない

Review
趣旨が，良く分からない映画でした。韓国人の多分一部の人が，犬を好んで食べる人達と行方不明になった犬の飼い主，マンションの管理人など犬を通しての交流をユーモアチックに描かれてるのですが，日本人には，笑えない気がしますね。日本人のほぼ全ての人は，現代では犬を食べようとはしないだろうから。

最も犬を食べるからと言って残酷だと言ったら他の鶏や豚なんかは，どうなるんだって議論になりますよね，後者はその目的で育てられてるにしても。

しかし犬は，昔から人間の一番の友達って聞いてるから,他の動物よりも身近に感じるので抵抗ありますね。生きてる犬をさばいて鍋にするのは，笑えない話しでした。

しかも極めつけは，マンションで犬を飼うのは禁止だし吠えて五月蝿いからって屋上から犬を投げ捨ててしまうのは，嫌悪感を覚えます。

その，犬投げ捨ての犯人がひょんな事から自ら犬を飼う羽目になり，だんだん愛着が湧くものの，罪は，巡り巡るものですね。犯人は，犬を目にする度に罪悪感を覚えて生きてくのでしょう。

でも，重い内容の割に軽いテイストに感じるのは，ちょっとドジな管理事務所の女性ヒョンナムとその友達の女子プロ並みのガタイと風格の凸凹コンビのおかげです。マンション中を犯人検挙の為に走り回ったり，屋上での対峙など，にやりとするシーンが随所に存在します。

結局、笑わせようとしてるのか？問題提起してるのかが見えないままでしたね。

犬を実際に飼ってる人は，きつい映画ですね。
でも名作【殺人の追憶】のポン・ジュノ監督だし注目です！

ほえる犬は噛みますよ！経験者は語る( ´∀｀)

私的評価
ordinary

お帰りは，こちらから(-` )ノ

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STORY
ユンジュ(イ・ソンジェ)は、出産間近の年上の妻ウンシル(キム・ホジョン)に養われている、ヒモ同然の大学講師。最近、マンション内に響き渡る犬の鳴き声に神経過敏になっていた。ある日、となりのドアの前にチョコンと座る犬を見つけて、ついふらふらと地下室へ閉じ込めてしまう…。ヒョンナム(ペ・ドゥナ)は、マンションの管理事務所で経理の仕事をしている女の子。毎日ボーと仕事をしていたが、団地に住む少女(ファン・チェリン)の愛犬ピンドリがいなくなり、迷い犬の貼り紙を貼っている少女に代わって、町じゅうに紙を貼るのだった…。

CAST
ポン・ジュノ　監督

ポン・ジュノ
ソン・テウン
ソン・ジホ 　　脚本

ペ・ドゥナ （ヒョンナム）
イ・ソンジェ （ユンジュ）
コ・スヒ （チャンミ）
キム・ホジョン （ウンシル）
キム・ジング （ツバ吐きばあさん）
ピョン・ヒボン （ピョン警備員）
キム・レハ （浮浪者）

原題　플란다스의 개　上映時間　１１０分
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