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哀愁,漂ってます。 イギリスから来た男 (2007年145発目)
イギリスから来た男 Review 勧められて観た映画ですが,あまりにも取って付けた邦題に笑うた(゜▽゜=)ノ彡☆
確かにイギリスからアメリカにウィルソン(親父)は,渡りましたがそれは,娘の死の真相を知ると言う崇高な目的があってのことなのに,この邦題ではイメージが湧かなすぎやしないなかな?!でもタイトル付けるのって意外に難しいもんですよね,関係者も苦労してるのかも。
父親に取って何かの事情で娘を失うのは,大変辛い事態でしょうが,更に原因が定かではないとしたらハラワタ煮え返るってもんでしょう,嫁に出すのとは,訳が違いますし例えヤクザな父親であっても娘には,甘いもんでしょう。息子なら捨て置かれ兼ねないですけど!
かくして,真実の探求に向かった父親ですが,がむしゃらですよ,変化球を好まない頑固者だから多少捻りを喰らわせるのですが,基本…
直球勝負! なんの迷彩なり後引っ掛けなしのテンパイ即リーチですよ! 無論確率低くて跳ね返され返り討ちにされる、しかしこの親父は,とことんやりますね。やられた以上に容赦なく倍返し年齢に似合わずスタイリッシュそしてクール、黒幕を視認しても妄想で我慢ギリギリの所で踏みとどまるんだから偉いものです。
最も真実を聞きたいが為の行動なので自ら死人に口無し状態にしてしまったら水の泡ってもんでしょうけど、現に雑魚とか下っ端には,死の嵐が吹き荒れてましたし!
悪役にしても根っからの悪人とは,思えなくて魔が差したようにも感じられました,それが真相を確認した親父のその後の行動にも出ているのかも知れないです。あの去り際なかなか出来ませんよ!
とにかく演出面の無駄を徹底的に省いてシームレスに流れるストーリーは,見所です。映画の作り自体もスタイリッシュでいいのでは、無いでしょうか?
因みに親父さんは,【スターウォーズエピソード1】に出演してたそうですが,記憶にないです。
渋い男が好きな方は,クリック♪ 人気ブログランキングへ 私的評価Good STORY 9年間の刑務所暮らしを終えて出所したウィルソン(テレンス・スタンプ)は、ひとり娘ステイシー(ニッキー・カット)がLAで事故死したという手紙を受け取る。死の真相を確かめるべく、手紙を出した彼女の友人エド(ルイス・ガズマン)を訪ねたウィルソンは、やがて彼女の死に大物音楽プロデューサーのテリー(ピーター・フォンダ )がからんでいるのを知る。
CAST スティーヴン・ソダーバーグ 監督
レム・ドブス 脚本
テレンス・スタンプ (ウィルソン)
ピーター・フォンダ (テリー)
ルイス・ガスマン (エド)
バリー・ニューマン (エイヴリー)
レスリー・アン・ウォーレン (イレイン)
原題 THE LIMEY 上映時間 89分
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Date : 2007-12-28 (Fri)
Category : 映画 サスペンス