B級映画の魅力満載 ロードキラー (２００７年１３６発目)

ロードキラー

Review
若手イケメン俳優ポール・ウォーカー出演作品らしく、粋がいいですね！

そんなポール・ウォーカー演じるルイスが，大学の長期休暇に，最近男と別れた幼なじみのヴェナの気を引く為に，わざわざポンコツ車を購入して、東から西に向けて横断爆走するのですが，道中にパクられた兄貴を拾ったのが、まずかったですね。

ヴェナとの、煮え切らない現状を打破しようと奮起したドライブ気分も吹き飛び、愚兄に引き込まれることに

そんな兄貴の強い押しで無線を使い，女の声色でラスティーネイルなんて名前の野太い声のトラック野郎を釣りあげ、まんまと悪巧みが成立し暇つぶしになったもののお遊びが過ぎたようです。こんな場合は，宇宙的法則により倍返しで自分の身に不幸（もしくは，その逆）が，降り注ぐものなんですよね。だからどんな小さなさざ波を起こすにしても，用意周到３手は，先を読む慎重さが，不可欠ですが，まして相手が危険極まらないラスティーネイル（恐らくカクテルの名前から取ったのかと）と言う狂暴性を秘めたノータリン親父が，相手では，賢弟愚兄が巻き起こした小さな悪戯が、さざ波のつもりでも，巡り巡って増幅された悪意が，我が身に降り注ぐ時に、及ぼす災いは，推して知るべしでしょうか？

まんまと，小僧共に嵌められたラスティーネイルですが，兄弟達に餌として祭り上げられた，名も無き威張り腐っていた中年男が，予想以上の餌食に…

あごを取られちゃ飯も食えないですよね？顎関節症にも生涯ならないし(´・ω・)カワイソス

さらに，５キロ圏内しか届かない無線の為に，互いが目と鼻の距離に存在することが確実でニアミスが多くてハラハラします。

そして，ラスティーネイルによる比類なき追跡により，とてつもなくデカい巨大トラックのくせに小回り＋自ら道路を新設する，親切な荒技を解き放ち，行く手を遮る小型トラックのコンテナを突き破り目標へと、ひた走る姿は，圧巻！

しかしながら、このラスティーネイルって親父っさんは，狡猾な上に，ねちっこい性格のようで，何度となくチェックメイトするものの，蛇の生殺しと言いましょうか？生かして殺さずなんて感じで，不甲斐ない！

殺っちまいなー！！

とルーシー・リューにつたない日本語で叫んで欲しかったです。映画が違いますよね？

バイオレンス映画じゃないしね(；´∀｀)

豪快無比なラスティーネイルですが，美女の人質を取っても、手は付けないし意外にラスティーネイルは，純情な紳士だってことにしといてやろう。野郎の顔は，DVDを一時停止しなければ，拝め無いのですが，間違いなく紳士面には見えないですね。アニマルに近いかも。しかし男には，滅法キツイですよ。人質をとった上で早速の要求が混み合うファーストフード店に意味無くフルチ○でGO！！ですから。ポール・ウォーカーも良く引き受けたものです。

最期は，一瞬即発ならぬ一瞬即爆でヒヤヒヤ（;´▽｀A``
兄貴もピンチ，未来の彼女もピンチ，前方からは，捨て身の走トラックが…

緊迫感ありましたね，Ｂ級映画にしては，そこそこ楽しめます。アニマルにしては，ドンデン返しも決めてくれますしね(*´∀`)♪

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STORY
ボストンを出たルイス(ポール・ウォーカー)は、ソルトレイクシティで釈放されたばかりの兄フラー(スティーヴ・ザーン)を乗せ、コロラドへ向かっていた。その途中、市民無線で交信したラスティ・ネイルという不気味な男が、巨大トラックで彼らを尾行しているのに気づく。
CAST
ジョン・ダール 監督

クレイ・ターヴァー
Ｊ・Ｊ・エイブラムス 脚本

ポール・ウォーカー (ルイス)
スティーヴ・ザーン (フラー)
リーリー・ソビエスキー (ヴェナ)

原題　JOY RIDE　上映時間　９７分
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