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スモーキング・スカーレット(感想・レビュー)ママの遺したラヴソング(2007年113発目)
ママの遺したラヴソング Review スカーレット・ヨハンソン【パーシー】が18歳の擦れた少女。ジョン・トラボルタ【ボビー】がアルコール依存症気味の酔いどれ親父ι(^。~)丿パーシーの母【ロレーン】の死を引き金に、奇妙な同居生活が始まるのですが,まるで同世代のように、いさかいの絶えない2人の仲介役にゲイブリエル・マック【ローソン】という構図なのですが,2人の男と一つ屋根に暮らすことになるのですから、パーシーになにか身の危険までは,行かなくても多少なりとも三角関係が生まれると思ったのですが,イベントと言えばパーシーの高校卒業・大学進学などの学業イベント絡みが多くてダラダラ感が漂ってましたね。
ニューオリンズを舞台に緑育む美しい風景に多少なりに心うたれますが,トラボルタのイメージとかけ離れた、落ちぶれた元大学教授役で結婚式のスピーチのように妙に詩人の詩を引用する白髪親父が似合いませんし、さっぱり言葉や感情の起伏が伝わってこないですね。ギャングのイメージが強いから、いまさら教授崩れとかいわれても難ありでしょうか。スカーレット・ヨハンソンにしても印象的な場面は,チェーンスモーキングくらいで、あっちでプカプカこっちでプカプカ(-.-)y-~~とそればかりが目に入っただけのような…綺麗な容姿は,変わりませんが、普通に地のまま演じてたような感じに見えましたね。18歳という設定上驚異的なセクシー&魅力を,意識的に半減させたのなら,大した者ですけどね。
3人が,なぜ同居生活に至るかの説明も一応あるのですが,到底納得することはできなくて、ただ日銭がないからだけなのかと思えるほどでした。ローソンは,パーシーに対してパーシーの母【ロレーン】と瓜二つな姿に若干心惹かれてるのだろうとは,はっきり読みとれるのですが、お互いに煮え切らないし、正直パーシーとローソンの恋愛には,全く興味が涌きませんでした。 パーシーの母【ロレーン】が写真の一枚も無いのは,こそがゆいのですが,演出的効果を狙ったのでしょうね,嫌いなパターンですが!ラストは,じんわり涙を誘うシーンなのでしょうが原題通りのシンプルな展開で涙も驚きも無かったですね。
TSUTAYAの紹介で文学的なんてフレーズで若干不安視してたら不安的中!?当たって欲しくなかったところです。スカーレット・ヨハンソンのファンは,観といて損はしないかな???
スカ嬢を観賞するだけでも,いいのではヽ(´ー`)ノ このダラダラ感が堪らない(;´∀`) ordinary 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY フロリダで怠惰な生活を送るパーシーに、長年会っていなかった母の訃報が届く。ニューオーリンズの生家に帰ったパーシーを待っていたのは、見知らぬ二人の男。元文学部教授のボビー・ロングと彼を慕う作家志望の青年ローソン。古ぼけた一軒家で、嫌々ながらの同居生活が始まる。新しい生活、文学との出会い、初恋、そして初めて聞く亡き母の横顔。ささくれだっていたパーシーの心は、いつか少しづつ癒されていく。そしてある日、母が自分に宛てた一通の手紙を発見する。
CAST シェイニー・ゲイベル 監督・脚本
ロナルド・イヴァレット・キャップス 原作
ジョン・トラヴォルタ (ボビー・ロング)
スカーレット・ヨハンソン (パーシー)
ガブリエル・マクト (ローソン)
デボラ・カーラ・アンガー (ジョージアナ)
デイン・ローデス (セシル)
原題 A LOVE SONG FOR BOBBY LONG 上映時間 120分
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Date : 2007-09-20 (Thu)
Category : 映画 ドラマ