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魔法使いキャリー(感想・レビュー)キャリー(2007年105発目)
キャリー Review 【キャリー】というと,舞台で頭から全身にかけて血だらけで紅く染まって目を見開いているシーンを各所で目にしますが、あれはてっきり返り血をたっぷり浴びたものだと思ってて物凄いハードなホラーだと勘違いしておりました。違うじゃないですか~!これは強烈な余韻が残るオカルト学園ドラマですよ。
キャリーは,典型的な女子に嫌われる,いじめられっ子なんですね。学生時代で女子は,男子に比べてきっちりテリトリーと言うかカテゴリー分けがされてた覚えがありますね。例えば、昼食を取るときとか、トイレに行く時なんか,いつも同じメンバーだったような。シャワーシーン後のいじめは、強烈です。女のいじめは陰湿で怖いです。キャリーは,きっといつも1人で行動してたんだろうな。家に帰れば宗教狂いの母親が居るはで心の寄りどころが無いのでしょう。確かにクラスメートのナンシー・アレンなんかに比べてかなり地味ですからね!ナンシー・アレンは,性悪女役ですが,かなり可愛いですよ、ジョン・トラボルタを手玉に取って利用する姿は,悪女そのものでヒールが好きそうな女でしょう。悪運も強いのにキャリーに手を出さなければ,男を次々にたらし込んで長生き出来たのではヾ( ´ー`)
普段大人しい人ほど切れると怖いってことで,卒業プラムで最高のカップルに選ばれ(もちろん、仕組まれてる)歓喜の渦に包まれて恍惚の表情から一転,策略で血まみれに、絶望とも怒りともつかない表情が怖いです。やってることは,小学生が開き戸の隙間に黒板消しを挟んで先生を嘲笑うような物ですが,バケツに水くらいなら,ともかく豚の血ですからね。臭いだろうし,そりゃあ許せないわな( ゜Д゜)ゴルァ
その後の惨劇が凄かったなぁ!気にかけてくれた先生やら、プラムの相手のトミーやら校長なんかも全てに天罰ですからキャリーに無関係な人達は,たまったもんじゃないですよY(>_<、)Yでもトラボルタとナンシー・アレンは,せっかく拾った命を無駄にしましたね!爆発炎上ご苦労様でしたm(_ _)mラストは,デ・パルマ監督らしいエンドで生き延びても地獄なんだろうね。結局1番恐いのはキャリーよりも母上様でした,狂信者は,怖い!!無宗派がいいんじゃないでしょうか。
★見所・疑問点★ キャリーのサイキック炸裂シーンがやはり見所でしょうね!後から押し寄せる恐怖でしょうか?他にもトラボルタの飲酒運転シーンとか、豚殺しシーンも面白いです。それにしてもブライアン・デ・パルマの作品は,シャワーシーンが多いね~
トミーは,ことが終わった時に意外そうな顔をしてましたが知らなかったのかな?スーは先生に殴られてたし上をしきりに気にしていたから,確信犯だと思うけど( ̄ー ̄?).....??アレ??
marvelous 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY メイン州チェンバレンのハイスクールに通うキャリー(シシー・スペイセク)は、冴えない容姿とおどおどした物腰で、学校中の笑い者にされていた。ある日、体育授業がおえ、シャワーを浴びていたキャリーは、17にして初潮を迎えた。はやしたてるクラスメート達。教師により騒ぎはおさまったものの、事件は学校中に知れ渡った。キャリーは母1人子1人の家庭で育っており、母(パイパー・ローリー)は狂信的な正統キリスト教信者で、性を罪悪視し、肉体の成長はよこしまな邪念の現われだという人間。さらにキャリーの超能力(2人が衝突し、彼女の心的興奮がある限界点に達した時、電気はショートし、置物は飛び、ドアは音をたてて閉まるという現象がおこる)のため、2人の仲は悪かった。一方、シャワー事件により、キャリーをいじめた張本人クリス(ナンシー・アレン)らのグループは、近づく春の舞踏会の出場を停止させられた。
CAST ブライアン・デ・パルマ 監督
スティーヴン・キング 原作
ローレンス・D・コーエン 脚本
シシー・スペイセク (キャリー)
パイパー・ローリー (キャリーの母マーガレット)
ウィリアム・カット (トミー)
ジョン・トラヴォルタ (ビリー)
エイミー・アーヴィング (スー)
ナンシー・アレン (クリス)
ベティ・バックリー (ミス・コリンズ)
P・J・ソールズ (ノーマン)
原題 CARRIE 上映時間 98分
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