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それは秘密・ひみつ・ヒミツ(感想・レビュー)あなたになら言える秘密のこと(2007年103発目)
あなたになら言える秘密のこと Review 誰にでも一つ位は,他人には言えない秘密を持っているものです。それが墓場まで持って行かなければならない、口が避けても言えない秘密なのか,他愛もない笑える秘密なのかの違いなのでしょうけど大小別にして打ち明けることは,心を開いてくれたと捉えていいのでしょうけどハンナ(サラ・ポリー)の場合には,秘密が想像を絶してましたね。
ハンナは,聴覚に後天的な障害を持っているのですが、最初はそれが原因で負い目を感じ人と交わるのを避けてるのかと思ってましたが,そんな中で海上油田の基地で火災が事故が起こりハンナは看護士として赴くのですが、堅いんです,周りの作業員とも話しが噛み合わないと言いますか止めてしまってます。しかし事故で全身に火傷と角膜も焼け盲目状態の患者ジョゼフ(ティム・ロビンス)は,自分が重傷であるにも関わらず、ハンナの心をこじ開けようと,あの手この手で攻めます。ハンナは,名前や過去の事は,一切話さない看護士に徹してるのにね。こんな状態でも楽しんで会話を作ろうとするのは,強い精神力ですね、目が見えないのですから一目惚れの類では,ないですからね、ハンナの声を聞いて「その声は,ブロンドだね」など盲目がもとでセブンセンシスに目覚めたのかと思ってしまいました!
ジョゼフは,自分の秘密をハンナに打ち明け心を半分程捕らえラスト付近でハンナの告白が始まります。それは苦しく重く生々しい秘密でしたが、なかなか話せる秘密ではないですね。事の裏側では,彼女のような被害者は常に存在するものなのでしょうね。それでも生き続けるハンナには、敬服しますね。わざと手掛かりを残したハンナと傷も癒え再会したジョゼフの、ここぞと言う場面で,心を沸き立たせる一言を伝えるボキャブラリーが羨ましい!会話の引き出しがどれだけあるかで人生が変わりますからね~要修業です!!水泳が伏線でしたね。
冒頭でおばちゃん達が,バスで流れてる筋肉ムキムキが殴り合う映画を観て肉体は,ジャン・クロード・バンダム(そういえば引田天功とは,終わったのかな?)演技は,V・ディーゼルなんて言ってたけど、どっちもどっちのような感じがしますよ。
★見所・疑問点★ ハンナの告白シーンは,必見でしょう。日本人も当時は,行っていたのでしょうね。とにかくサラ・ポリーでしたね「
ドーン・オブ・ザ・デッド 」の主演も良かったけどこっちも良いですね!
ゲイを無理矢理だすのは,スペイン映画の宿命でしょうか?
very good 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY あらゆる感情を封印したかのように誰にも打ち解けず、黙々と工場で働くハンナ。その真面目過ぎる働きぶりを上司にとがめられ強制的に取らされた休暇中、思いがけないことから油田掘削所の事故で大怪我をした男・ジョゼフの看護を買って出る。向かった先は海に浮かぶ油田。そこには陽気で腕のいい料理人をはじめ風変わりな男たちが働いていた。彼らと生活を共にするうちにハンナは次第に笑顔を取り戻して行くのだが…。
CAST イザベル・コイシェ 監督・脚本
サラ・ポーリー (ハンナ・アミラン)
ティム・ロビンス (ジョゼフ)
ハビエル・カマラ (サイモン)
エディ・マーサン (ヴィクター)
スティーヴン・マッキントッシュ (シュルツァー)
ジュリー・クリスティ (インゲ)
レオノール・ワトリング (ジョゼフの親友の妻)
ダニエル・メイズ (マーティン)
スヴァレ・アンケル・オウズダル (ディミトリ)
ダニー・カニンガム (スコット)
ディーン・レノックス・ケリー (リアム)
エマニュエエル・イードーウ (アブドゥル)
原題 THE SECRET LIFE OF WORDS 上映時間 114分
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Date : 2007-08-29 (Wed)
Category : 映画 ドラマ