人生色々～♪セレブも色々～♪(感想・レビュー)(２００７年１００発目)

セレブリティ


Review
記念すべき今年１００本目です！以外に速く到達できました(´∇｀)|ｮ
この作品を観て誰もが思うのは，モノクロの必要性でしょう。一昔前の雰囲気を出したかったのか，ウディ・アレン監督の思惑は，分かりようがありませんが，華やかなハリウッドのセレブ達を描くのならば、煌びやかで艶やかなカラーで観たかったです。

映画のテーマは，皮肉な運命かな？人間誰もが今の居場所に満足してるわけでは、ないし長い人生だから、このままでいいのかと疑問に思う人もいるし，地道で地味ながらも、そこにそこそこ満足を感じる人もいる。ウディ・アレン監督は，人生の転機を求める前者、対象的に現状維持で充分の後者にリーとロビン夫妻を当てはめて離婚を機に、変化を重ねる２人の人生を群像劇で表現していて、リーは、自らの仕事とステータスアップの為にスーパーモデルや若手有能な俳優、セクシー女優とそれなりに近づくことに成功するのですが，飲酒運転で事故ったり、乱痴気騒ぎに、引き寄せられて暇つぶし,カジノに行けばセレブレートでカモにされたりと，一歩も進めず私生活でも浮気や女性不信で空回りの連続で見てて痛かったです。シャーリーズ・セロンのスラッとしたボディーや、聞いた話しによるとジョニー・デップのホテルでの乱闘騒ぎを皮肉ったらしいレオナルド・ディカプリオも、やんちゃでセレブな感じが良く出てましたね。対するロビンは，絶望のあまり外見から変えようと整形手術に走るのですが，思い止まったら富豪でテレビ局の大物。セレブ界にもコネクションが効くトニーと出会い、リポーターなどもこなし適正もあったんだろうけど、対して望みもしなかったのに棚から牡丹餅に１８０度人生が好転するのが皮肉です。この辺りが『マッチポイント』でも描かれていた生まれ持った運なのでしょうか？運の器の大きさが決まってるとすると、僕自身の運は，まだ爆発してなくてこれからなのか？器自体が小さいのか不安と希望，両方もてますね！

★見所・疑問点★
ジョニー・デップの元彼女ウィノナ・ライダーも出演，出番は短いですが，モノクロでも綺麗です。

リーは，その後どこを目指すんでしょうね？さらなる泥沼が待ち受けるのか、成り上がるのか気になります！
　











Good




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STORY
上空に浮かぶ、“HELP"の文字……映画の撮影現場。うだつのあがらない中年ジャーナリスト、リー・サイモン(ケネス・ブラナー)はエキストラの魅力的な女性ノラ(ウィノナ・ライダー)に声をかける。名声を夢みて芸能記事で身を立てながら小説を執筆する日々のリー。高校の同窓会をきっかけに人生の再出発を誓った彼は16年間連れ添った妻ロビン(ジュディ・デイヴィス)と離婚、ランダムハウスの編集者ボニー(ファムケ・ヤンセン)と付き合いはじめた。人気女優ニコル・オリヴァー(メラニー・グリフィス)からはお口のサーヴィスを受けたりしたが、スーパーモデル(シャーリーズ・セロン)には運転手代わりに使われただけと、セレブリティはやはり彼を振り回すばかり。いっぽう、ショックを受けたロビンは療養所に入り、流行整形美容医ルーパス(マイケル・ラーナー)の元を訪れ心機一転を図るが、そこで偶然取材に来ていたTV制作者のトニー(ジョー・マンテーニャ)と出会う。

CAST
ウディ・アレン　監督・脚本

ケネス・ブラナー （リー・サイモン）
ジュディ・デイヴィス （ロビン）
レオナルド・ディカプリオ （ブランドン・ダロウ）
メラニー・グリフィス （ニコル・オリヴァー）
ジョー・マンテーニャ （トニー）
ウィノナ・ライダー （ノラ）
シャーリーズ・セロン （スーパーモデル）
マイケル・ラーナー （ルーパス）
ベベ・ニューワース （ニーナ）
グレッチェン・モル （ビッキー）
ハンク・アザリア 　（デヴィッド）
アイダ・タートゥーロ （占い師）
ファムケ・ヤンセン （ボニー）

原題 CELEBRITY　上映時間 １１４分
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