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低脳誘拐劇(感想・レビュー)コール(2007年92発目)
コール Review これは,キャスティング的に観たいと思っていた一本です。シャーリーズ・セロン、ケビン・ベーコンと感情表現の上手な俳優二人が目立ってましたね,他にちょいと太めになったコートニー・ラブや無難な子役ダコタ・ファニング、『クイーン・オブ・ヴァンパイヤ』の主演スチュアート・タウンゼントと、そそる映画ではありました。特に不幸な役で逆境を打ち破ろうとする役をやらせたら天下一品のシャーリーズ・セロンがまたまた迫真の演技で涙あり・格闘あり・セクシーありと活躍してました,ケビン・ベーコンも悪に染まりきれない悪人を器用に演じてましたが,肝心のストーリーが今ひとつ波に乗り切れないと言いますか前半は,ガンガン引っ張っるものの後半のストーリーがこじつけのようで良くなかったです。ダコタ・ファニングをケビン・ベーコン一味が誘拐するものの下調べ不足で薬を切らすと命に関わる喘息を持ってることを見逃すのは,まだ許せますが犯人一味が犯行始終、終始顔を見せてるのにも関わらずダコタ誘拐前に4件も金目当ての誘拐事件を流血なく成功させてるのはちょっと疑問。さらにそれまでの4件が全て金目当てでしかも殺しはしないものの鬼畜な犯行を繰り返してたケビン・ベーコンがラスト直前でドンデン返しを狙ったのか突然金目当てでは無く娘の復讐だみたいなことを言い出して絶句してしまいましたね,これまで誘拐しながら散々お楽しみになったのに今回は,5回目にして金目当てじゃなく復讐だなんていくら何でも無理矢理で怒りさえ覚えましたよ!誘拐場所を3箇所に分けるのも効果的とは思えないです。原作と熱演するキャストを台無しにする脚本にがっかりでした。そうは言っても原作者と脚本家が同一人物だけにこれで満足なんでしょうか?ラストは,ヘリコプターを派手に爆破。エキストラ多数のロケでお金がかかってましたが内容がついて来ない作品でしたね。
シャーリーズ・セロンのメス(凶器)を隠すシーンが面白い。自分も危険が伴う感じがしますが。
復讐と言うならばケビン一味が真っ先にシャーリーズ宅を狙わないのは,かなりの疑問ですね。復讐する前に穴がありすぎる犯行手口なだけに逮捕も充分ありえるし復習目的なら金より優先しそうなものですが?
so-so 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY カレン(シャーリズ・セロン)は、夫のウィルと6歳の娘アビーと幸せに暮らしていた。ある日、アビーが誘拐され、カレンの前に誘拐犯ジョー(ケヴィン・ベーコン)が現れる。ジョーの従兄弟マーヴィンがアビーを拘束し、妻のシェリルが出張先のウィルを見張っている。3人は家族を別々に監視し、これまで何度も誘拐を成功させていた。しかし、ジョーの計画はアビーの持病によって狂い始める。さらに、娘を愛する夫婦の行動は、ジョーたち3人に思いもよらない混乱を巻き起こしていく。
CAST ルイス・マンドーキ 監督
グレッグ・アイルズ
グレッグ・アイルズ 原作・脚本
シャーリーズ・セロン (カレン・ジェニングス)
ダコタ・ファニング (アビー・ジェニングス)
スチュアート・タウンゼント (ウィル・ジェニングス)
ケヴィン・ベーコン (ジョー・ヒッキー)
コートニー・ラヴ (シェリル・ヒッキー)
プルイット・テイラー・ヴィンス (マーヴィン・プール)
原題 TRAPPED 上映時間 106分
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