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倒錯された世界への招待(感想・レビュー)ブルーベルベット(2007年88発目)
ブルーベルベット Review のっけから奇抜な演出でしたね,警察官でもなく探偵でもないジェフリー(カイル・マクラクラン)が、空き地で,カビの生えた耳を驚異的な偶然で発見。それから興味本意を通り越した,好奇心で独自に調査を始めるのですけど、やってることが無茶でしたね。警察官の父を持つサンディーに捜査状況を断片的に聞き出すと,確信もないまま捜査で名前の挙がった謎の歌手宅へ果敢に潜入、おせっかいと言いますか住居不法侵入ですよ!そればかりか,覗きまでしてるし,ジェフリーは,いったい何に突き動かされてるのかが分からないです。とにかくカルトな映画ですね。ドラッグを売るゲイはでるし、赤ちゃんプレイをする幼稚さと残虐性を併せ持つギャングもどきのフランク、SM好きの女優。それにお人好し移り気お嬢様サンディーと二股探偵きどりのジェフリーですから曲者ばかりですし、名前すらない人物も含めて普通じゃない人物ばかりなので,間違いなくリアリティは薄いですけど,ちょっとした笑えるテイストが散りばめられてますね。だけど万人が笑えるかどうかは,疑問ですけどね(;´▽`A``
ラストに歌手が,全裸でジェフリーに助けを求めるシーンが突発的で意表をつかれただけに衝撃的でした。とにかくこの映画どっかでカットが入ってるようにストーリーがぶっ飛んでるような?それがカルトと言えばカルトなんでしょうね~結論的にデヴィット・リンチワールドはちと合わないかも。まだ2作しか観てないのにねヾ( ̄o ̄;)オイオイ
★見所・疑問点★ ブルーベルベットは,女優が歌ってる曲の名前なんですけどもの哀しい曲で好きではないですが印象的でした。カイル・マクラクランを含めて登場人物が,昔の美形って感じで面白いです。因みにDVDには無修正版とありますが,特別エロイわけではないので注意です(笑)
ジェフリーの,二股に正当性があるのでしょうか?
ordinary 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY ノース・キャロライナ州ランバートン。製材が主産業の絵に描いたようにのどかな町だ。大学生のジェフリー(カイル・マクラクラン)は父の急病のため帰郷し、病院に見舞いに行った帰り、野原で人間の片耳を発見。警察でウィリアムズ刑事(ジョージ・ディッカーソン)に渡す。夜、刑事宅を尋ねたジェフリーは、同家の娘サンディ(ローラ・ダーン)から、「この耳の事件はディープ・リヴァー荘に住む歌手がかかわっているらしい」と聞かされる。翌日、彼は歌手ドロシー(イザベラ・ロッセリーニ)の部屋に消毒と称して入り込み、鍵を盗み出す。
CAST デヴィッド・リンチ 監督・脚本
カイル・マクラクラン (ジェフリー)
イザベラ・ロッセリーニ (ドロシー)
デニス・ホッパー (フランク)
ローラ・ダーン (サンディー)
ディーン・ストックウェル (ベン)
原題 BLUE VELVET 上映時間 121分
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Date : 2007-07-24 (Tue)
Category : 映画 サスペンス