300
(感想・レビュー)トランスアメリカ(2007年69発目)
トランスアメリカ Review ロードムービー+ゲイは,『プルートで朝食を』と同じですが,こっちは,より異色かと思います。なんせ父子揃ってアブノーマルな訳ですから。最も、息子トビーは,自ら望んだんじゃないです。継父による性的虐待が引き金でトラウマを抱えていますが,日々の生活費を稼ぐのに抵抗は,無いようですが父で現在、性転換手術準備中のブリーは,性同一障害なので、きっかけは,異なりますが、二代続けてバイセクシャルなのが興味深いです。未遂に終わりますが,トビーがブリーに寝室で迫るシーンは,危険過ぎる過ちですよ~
お互いに、あまり気乗りしないワゴン車によるアメリカ横断の旅にでる2人ですが,旅を始めた当初からブリーは,母性に目覚めてるようで微笑ましいです。実は,父なのにね♪道中でのトークも楽しいし喧嘩をしても最後は,戻るのは血の成せる業とは言わないかな?それにしてもフェリシティ・ハフマンは,外見上ゲイに見えちゃう所が可笑しくて女優として,一つの個性ですね。ケヴィン・セガーズは,そう言えば『ドーン・オブ・ザ・デッド』の警備員役だった記憶が有りましたが、えっ!『クライモリ』にも出てたんだ!!典型的なバカップルで登場,惨殺された彼かな~?髪型が違うと顔の見分けが分からないですよ。モテ男であるには間違い無いようですが,それ故にゲイ役でも違和感なく感じました!
怪しいピッピーに、有り金and車を奪われて徒歩になる展開は,『モーターサイクル・ダイアリーズ』再びなんて思いましたが,そのお陰で出会いも生まれてブリーには,良かったのかもその後のカウボーイハットを被った先住民出身のおっちゃんとのロマンスが気になります。ラスト付近でのトビーのショックは,計り知れないでしょうね。ブリーが実は男だって事を乗り越えた矢先にダブルショックで尊敬する捜し求めていた親父が,実は間近に存在して、性転換希望者ですからね。それだけに救いのある終幕が良く映りました。でフェリシティ・ハフマンを調べてみたら,ウィリアム・H・メイシーの奥さんだったとは知らなかった~
★見所・疑問点★ リアルなゲイ映画ではなくコメディタッチで爽やかに描かれてるので好感は,持てますが家族とは,観れない作品かも特に子供がいる家庭では☆
ブリー(スタンリー)が生涯に一度だけ関係を持った女性との関係が気になります。幼い頃から男性としての自分に疑問を抱いていたようなので☆
marvelous 映画ブログランキング<(_ _)> ☆映画・洋画 部門に登録中です☆ STORY トランスセクシャルのブリーは、男性としての身体を完全に捨てる手術を目前に控えている。そんなある日、ブリーは驚くような電話を受ける。ブリーがかつて、男性として一度だけ関係した女性との間に、息子がいたのだ。窃盗の罪で拘置所に入っていた息子トビーを保釈するため、ブリーは手術費用を切り崩してニューヨークへ向かう。ブリーは、自分の正体を明かさないまま、トビーを継父の暮らすケンタッキーへ送り届けようとするのだが…。
CAST ダンカン・タッカー 監督・脚本
フェリシティ・ハフマン (ブリー)
ケヴィン・ゼガーズ (トビー)
フィオヌラ・フラナガン (エリザベス)
エリザベス・ペーニャ (マーガレット)
グレアム・グリーン (カルヴィン)
バート・ヤング (マレー)
キャリー・プレストン (シドニー)
原題TRANSAMERICA 上映時間103分
INDEXメニューINDEXは、こちら
関連記事
スポンサーサイト
Date : 2007-06-10 (Sun)
Category : 映画 ドラマ