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(感想・レビュー)トレインスポッテイング(2007年63発目)
トレインスポッティング Review 『シャロウ・グレイプ』と同じくダニー・ボイル監督の『トレイン・スポッテイング』を観ました。ユアン・マクレガー始めなんとも、お洒落です。汚物がこびりついたトイレに顔を突っ込んでも、まだまだイケてるというから恐ろしいです。このトイレの汚さは尋常じゃなかったですね。座るのは,不可能な世界です。この他にも糞ネタが多く出てきてなんだか笑えました。
酒・煙草・女・ドラッグと欲望全開でやりまくる若者(バカ者)達を描いた作品です。モラルなんて糞くらえですからね。社会全体への反抗なのか,枠組みに入れない事への憤りなのか,はけ口とか逃げ道を探して無秩序な行動を繰り返す。重いテーマではありますが,それでも嫌悪感なく観ることが出来たのは,ある種の憧れとユーロビートに合わせるような展開の早さでしょうか。結局、自分の欲する物に真っ直ぐ突っ走れるレントン達は,端から見ると近寄り難いし破滅的刹那的ではありますが,社会で一発当てる人物というのは,後先考えず立ち止まることなく一直線に走り抜ける彼らみたいな存在だと思ってしまうんですよね。やはり欲望を理性で抑制出来る人は,パンピーで終わってしまう予感がしますね。最もハイリスクハイリターンである以上,失敗のつけは,人生の大部分で払わなくてはならないので彼らを真似るのは,危険極まりないですが刺激的で排他的なアングラな生き方も捨てがたいかも,三面記事覚悟でですが
( ´ー`)
それにしても,ドラッグのエクスタシーは,凄いのでしょうね。静脈注射した瞬間,たちどころに恍惚とぶっ倒れてましたからね。ジョニー・デップの『ラスベガスをやっつけろ』とは,また違う反応でしたね。ラストは,『シャロウ・グレイプ』に酷似ですよね~。違いは,分け与えたことかな~
★見所・疑問点★ 彼等のような欲望を制御しないスタイルを疑似体験してみてはいかがでしょう。バーチャルならリスクは,無いですからね。ロバート・カーライルも大酒飲みで喧嘩狂の役を好演してましたね!
トイレに潜って座薬を回収したのは,幻覚ですよね~!?それにしては,服やズボンがびしょ濡れなんですが?
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STORY マーク・レントン(ユアン・マクレガー)は平凡な生き方よりも、「誠実で真実あふれる麻薬の習慣」を選んだ麻薬常習者の青年。彼は何度目かの麻薬断ちを決めた。仲間のシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)も麻薬を止めるが、それはレントンに嫌がらせをするためだ。麻薬よりも健全な性欲を満たすべく、レントンたちはディスコに行く。そこで彼はダイアン(ケリー・マクドナルド)という美女に魅かれて彼女の家でセックスする
CAST ダニー・ボイル 監督
アーヴィン・ウェルシュ 原作
ジョン・ホッジ 脚本
ユアン・マクレガー (マーク・レントン)
ユエン・ブレムナー (スバッド)
ジョニー・リー・ミラー (シック・ボーイ)
ロバート・カーライル (ベグビー)
ケリー・マクドナルド (ダイアン)
原題 TRAINSPOTTING 上映時間 93分
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