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(感想・レビュー)ダーク・ウォーター(2007年56発目)
ダーク・ウォーター Review 『仄暗い水の底から』のハリウッドリメイク『ダーク・ウォーター』を観た!
離婚調停中のダリアが1人娘のセシリアと新生活をスタートするのに選んだのがルーズベルト島内のボロボロのアパートしかも空き部屋は,採光も悪そうで,見るからにカビ臭そうなジメジメした空間でオマケに最上階でも無いのに黒い水が漏れる最悪な部屋なんです(黒い水漏れに気がついたのは契約後)子供の発育には,適さないと思うんですけれど背に腹は,変えられないってことなのか,オーナーのマレーに騙されたと言うかそそのかされた感じでもありましたか~。
それでも、住めば都なんて言いますしね。親子は,楽しんでるようにも見えましたが、度重なる黒い水漏れを管理人のヴェックが修理するのですが、この男は,陰気臭くて,適当な仕事しかしないのが困りものです。ただでさえカビ臭いアパートが余計にしけってしまう感じでした。
管理人とオーナーの対応にしびれを切らしたダリアが黒い水漏れの原因と思われる上階に突入して見たら、流しや風呂の水が溢れ出る蛇口を片っ端から止めるのですが,管理人気付けよみたいな,管理してないだろうと言いたいですね( ゜Д゜)ゴルァ
この『ダーク・ウォーター』ですが,ホラーに属すると思われるのですが,登場人物の出血がなくて,ジワジワと言うかシチュエーションで恐怖させるタイプでしょうか?これが小綺麗なマンションが舞台であったら怖くないだろうなぁ~!むしろ笑えたりして。
ラストの死体の場所は、すぐに分かりました!不自然なアップだったからね。あの水道水をアパートの住人が飲んでるのを想像すると,一番怖かったりします。(飲料水では,ないと思われますが、何かしら使われてると思います)観た人にしか分からないでしょうね。母親の娘に対する思いとか,その為の自己犠牲とかが痛かったです。セシーは,父親にも可愛がられているようなのが幸いでした。たまには、こんな静かな中にも考えさせられる,ヒューマンホラーもいかがでしょうか?
★見所・疑問点★ 幸、薄そうな演技のジェニファー・コネリーを筆頭に全編通して暗い雰囲気の中で1人無邪気で明るいセシーがアクセントです。
管理人は,ナターシャの件では,屋上の鍵を掛け忘れて更に蓋を閉め忘れた,なんだか忘れ過ぎではないでしょうか?
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STORY ニューヨーク。離婚調停中のダリア(ジェニファー・コネリー)と夫カイル(ダグレイ・スコット)は、彼らの娘セシリア(アリエル・ゲイド)の親権を争っている。雨模様の中、シングルマザーとなったダリアは、セシリアを連れて家賃の安いルーズベルト島に向かう。不動産業者のマレー(ジョン・C・ライリー)が案内したのは、古びたアパートの9階にある湿っぽい一室だった。不気味に思いながらも、引っ越しを決めた母娘だったが、部屋の天井の染みから黒い水が滴り落ちるような状況。管理人のヴェック(ピート・ポスルスウェイト)やマレーにたびたび修理を依頼するが、一向に埒があかない。
CAST ウォルター・サレス 監督
鈴木光司 原作
ラファエル・イグレシアス 脚本
ジェニファー・コネリー ダリア
アリエル・ゲイド セシリア
ジョン・C・ライリー
ティム・ロス
パーラ・ヘイニー=ジャーディン
カムリン・マンハイム
ピート・ポスルスウェイト
ダグレー・スコット カイル
デブラ・モンク
原作 DARK WATER 105分
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Date : 2007-05-12 (Sat)
Category : 映画 ドラマ