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(感想・レビュー)きみに読む物語(2007年54発目)
きみに読む物語 Review 久し振りにピュアラブストーリーを見てみましたとは言っても寒気がする甘い言葉やいちゃつくシーン目白押しのストーリー展開ではなく,健気で一途な愛を感じましたね!
物語は,認知症の女性に本を読み聞かせることで進行して行くのですが、ある男女の出逢いから別れ再会までが、綺麗に描かれてました。恋愛に限らず自分の意志を通すのは、誰かを傷付ける可能性を持つわけですが,それを恐れては自分の人生を後悔なく生きられない。そんなことを再認識出来ました。結局は、行動を起こさない人は,現状維持の人生で終わってしまう。この『きみに読む物語』のノアとアリーは,運もありますがしっかり切り開いてましたね。偶然の要素も強かったように見えるんだけど紛れもなく本物でした。若気の至りと言われてももしょうがない出会いから,引き裂かれて再生不能気味の状態でも引き合うのが運命ですか。アリーのセレブな母親にも娘と同じ悩みを抱えていた時期があって最後には,娘に人生の選択をさせるのもベタでは,ありますが悪くないです。ラストのサプライズは,出来過ぎ感がありましたがやむなしではありますね。最良のフィナーレかと。
★見所・疑問点★ 時折登場する,認知症の女性に本を読むことによって失った記憶を呼び戻す設定が良かったです。これがなければ,良くあるラブストーリーで終わるところでした。丸一日かけ本を読み5分アリーを呼び戻すノアに素直に心が動かされます・゚・(つД`)・゚・
気になったのは,レイチェル・マクアダムスの笑い声がバカっぽく聞こえたのと、レイチェル・マクアダムスが,ジーナ・ローランズになるってのは,想像つかないなぁと。
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STORY 療養生活を送る老婦人(ジーナ・ローランズ)の元に、足繁く通う老人(ジェームズ・ガーナー)が、物語を読み聞かせる。それは、1940年の夏、南部の小さな町で始まる物語。休暇を過ごしに都会からやって来た17歳の令嬢・アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の製材所で働く青年ノア(ライアン・ゴズリング)と出逢い、恋に落ちる。けれど、娘の将来を案じる両親に交際を阻まれ、都会へ連れ戻されてしまう。ノアは365日毎日手紙を書くが、一通の返信もないまま、やがて、第2次世界大戦が始まる…。
CAST ニック・カサヴェテス 監督
ニコラス・スパークス 原作
ジャン・サルディ
ジェレミー・レヴェン 脚本
ライアン・ゴズリング (ノア)
レイチェル・マクアダムス (アリー・ハミルトン)
ジーナ・ローランズ (アリー・カルフーン)
ジェームズ・ガーナー (デューク)
ジョーン・アレン (アン・ハミルトン)
ジェームズ・マースデン (ロン)
サム・シェパード (フランク)
原題 THE NOTEBOOK 123分
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